常陸風土記などを子供向けに噛み砕いたものではなかった

子供向けに噛み砕いた風土記かと思ってダウンロードしたのですが、
子供の遊びやその歴史についてのお話でした。

特に風土記が読みたかった訳ではないので落胆はなかったのですが、
タイトルだけで中身の想像は難しいですね。


新聞に掲載されたものだそうで、
各遊びや風習ごとに章が細かく分かれているので、
時間のない時にささっと読むのに向いてます。

序章にあるよう「子供とおかあさんが一緒に読めるように」と難しい言い回しも少なく読みやすいです

柳田国男の小説は物語というよりも編纂された記録のようなものが多いですが、
この作品も例に及ばず
ストーリーを楽しみたいというよりも、
各地にちらばった物語を知りたい人におすすめです。