スピーキングに使いたい

タイトルが「基本英単語の」となっているので
ＧＳＬに基づいた英単語集かと思いきや、
実は”英会話”の本です。


この本の役目は、
前書きにあるように
英語で外国人とコミュニケーションが取れるよう基本単語を良く知ってもらい
”使える”ようにすることだそうです。

それも「英語のビギナー」または「やり直し」の方に
短時間のうちにマスターしてもらおうという狙いです。


フレーズをひたすら並べた暗記型の本ではなく
見出し語となっている重要単語ごとに短めのダイアローグが用意されていて、

こんな場面でこう使う！というイメージを持ちやすくなっています。


ダイアローグは短めながらも、
見出し語の色々な用法を凝縮してあり
なおかつ単語のほとんどをＧＳＬ単語で構成しているという事が特徴です。

単語集ではないので、
単語索引リストはありません。


また、
フレーズについては解説があるおかげで
辞書をあたる時間を節約できますし
ＣＤを聞くことで繰り返し見出し語の用法を確認できます。


けれども確認しているだけでは話せるようにならないので、

”使える＝話せる”ようになるべく
シャドーイングを繰り返して
能動的な態度で取り組むのが良いと思います。