「万人」のための読書の全技術!
  テレビを通じて拝見する著者の斉藤孝先生はすこぶる柔和な印象をもつが、
本書を通じてあきらかにされる「読書術」についてのトーンはなんだが迫力があり、
なかなか手厳しい主張も散見される。
むろんそうした主張はまっとうなものだ。
「読書しないといい仕事なんてできない」というのはまったくその通りで、
彼も多い時で一日に10冊以上読書するという。
年間いったい何冊読んでいるんだろうと思うが、
本書は「大人」に限らず「万人」のための斎藤読書術を披露した作品で、
あらゆるところに著者のこだわり=哲学がちりばめられている。
読者の多くは唸りながら読み進めることになるだろう。


  わたしも近年の学生の「読書敬遠症」は深刻ではないかと思っており、
実際に日本経済の新書を使って講読したときも、
学生の「モノの知らなさ」を痛感したものである。
そもそも「読書なんて必要ない」と思っている学生がかなり多いのではないかとの印象をもった。
そんな学生含め、
本書は必読の書。
参考になる箇所は「ほぼすべて」といった具合なので、
とにかく購入し「精読」(速読でなく)することを強く推奨したい。
第5章は「読書を武器にする」というタイトルが付されている。
「武器」というのはいざというときに有効に使えないと武器ではない。
武器の精度をあげるために研鑽することも必要である。
つまり本書の文脈でいえば、
コンスタントに読書を続けることが絶対に必要なのである。


  古典に対する思いなど、
まったくもって同感である。
わたしが尊敬する経済学者・岩井克人氏が「ネット忘れ古典じっくり」という記事(読売新聞インタビュー)で述べていることと完全に一致する。
この記事はいつも秋学期の最初の講義で使っているが、
今年は本書と一緒に使うことになるだろう。
斉藤先生のいう読書術は人生のあり方にも影響するだろう。
そんな本書に出会えた読者は大変幸運である。
大人のための読書の全技術

その他の感想

内容が浅く説明が雑
携帯しやすく、この長さが床工事・部分的な解体作業の大工仕事に一番便利
リニューアルと値上げの為、買いだめ
待った甲斐が有りました!
いくら何でも高い
実質タダかと思うと凄い
つぼ!
海淘的,掉在海~
小さくて携帯性良し
パッチン
古典的論文を纏めて読む事が出来る本
アイロン使用すれば上手くいく
改訂3版だが、あまり進化していないような
待望の再販
日本アルプスの彗星
値段も手頃でいいんじゃないかなと
当たり!
分厚い!
心のこもった‥‥‥
これはまさに東宝怪獣図鑑!
著者の誠実さが伝わってきました。
元自衛官
癒される!
50男のちょとしたおしゃれ
これは、気に入りました。
日本仕様。梱包はシンプル。
大人っぽい雰囲気も加わってます。
迷惑な隣人とどうつきあっていくか?
まずい!体に毒な食品
ドレスアップには最高です
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