短いフレーズ、しかも簡単な表現を使って　どんどん話そう！　

初級文法が終わっただけでは　なかなか「会話」は難しいもの　そんな時お勧めなのが　「短いフレーズ」を意識して書かれた　この一冊

第一部は　韓国語の基本（発音や基本フレーズ、
代名詞や数字　簡単な文型での表現）のまとめ

第二部は　７章・36のカテゴリーに分けて　仕事や日常生活、
旅行会話まで幅広く取り上げています

各フレーズは　左に日本語表記と韓国語発音のカタカナ表記、
右にハングル表記と赤印刷のルビつき

行間がゆったりと取ってありますので　書き込みをするのにとても重宝しています

また　必要に応じて　入れ替え単語や（ハングル及びルビ付）そのフレーズを使う時のポイント事項、
そのカテゴリーで必要な単語集もついていますので　語彙も増やせて表現の幅も広げられます

巻末の　日本語のハングル表記法を使った代表的な日本人の姓・名の掲載や、
５０音順の日本語フレーズ索引も　慣れてきたらハングルで言ってみる練習にも使えて便利です

結局のところ　「話す」ということは　初級段階では　短いフレーズをどれだけたくさん知っているか、
ということになるのだろうと思います

そういう意味では、
旅行会話中心の本が多いなか　電話や仕事で使える短いフレーズまで載っている本書は　とても参考になります

また　著者のイ・ジェウク氏は　ＮＨＫのラジオハングル講座の講師をされた方であり　ＣＤ吹き込みもＮＨＫ国際放送局アナウンサーの方がされていますので　とても聞き取りやすく　その意味でも　初心者の方にもお勧めの一冊です