武士(もののふ)の心
政治家を、
権力意志を持つ者(本物の政治家、
ステーツマン)と、
権力欲を持つ者(政治屋、
ポリティシャン)とに明確に区別して実名で記載し、
その具体的根拠を述べている。
マスコミによって作られてきたイメージと大きく異なる評価を受けた政治家もいる。


仕事柄、
政治家たちとは長年付き合ったが自身は政治家ではないという、
適度の距離から観察できる立場から述べたもので、
歯に衣着せぬ物言いであるが、
密告の陰湿さや、
自分は秘密を知っているんだという小賢しさには無縁である。
しかし、
佐々氏も人の子、
主観の入る部分もあるようだ。


著者の政治家評価のポイントは3つと考えられる。

1.物事に対する考えや姿勢が一貫しているか。
転向を最も軽蔑する。

2.自分の利益や保身よりも、
国民の保護や国の利益を優先するか。

3.著者自身を評価してくれたか、
それとも理不尽に扱ったか。


ステーツマンとされた政治家の例は、
吉田茂、
岸信介、
佐藤栄作、
後藤田正晴、
中曽根康弘、
上田耕一郎、
不破哲三、
石原慎太郎、
扇千景、
小渕恵三、
小泉純一郎、
安倍晋三など(敬称略)。
ただし小泉は晩節を汚したと評価する。


ポリティシャンは、
福田赳夫、
三木武夫、
田中角栄、
海部俊樹、
石井一、
亀井静香、
河野洋平、
加藤紘一、
小沢一郎、
菅直人など。
とくに著者の次官昇進を個人的な感情を理由に理不尽に妨害したとされる加藤紘一についてはボロクソである。
マスコミに人気のあった“クリーン”三木武夫も厳しく批判している。
鳩山由紀夫に至っては、
ほとんど相手にしていない。
コメントに値しないということだろうか。


戦後政治史の通観とは言わないが、
政治にそれほど興味のない人にも面白く読める。
文庫本の2倍の価格も高く感じられない。
私を通りすぎた政治家たち

その他の感想

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豪華なパズル絵本
3足目購入★
幼き頃の、ドキドキワクワクが蘇る。
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きまりってまもれないこともあるよね
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ニットワンピース
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今更ながら松田聖子いいですねぇ
ドライバー飛ぶよ
トントン朝からうるさいけれど…
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ビビッドブルー★
物によってはいいかも
リピートしまくり(^^)
かなり大きめ。
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JOGにはヤマハ(^ ^)
書きやすかったです
面白いけど・・・いやミス
perfect for my bike
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