使ってびっくり。申し分のない機能性とタフなつくり

舟形ショルダーバッグというものを初めて買った。


20年近く使ってきたセカンドバッグがへたってきた。
電子辞書やら携帯、
ＩＣレコーダー、
携帯ラジオ、
キンドル、
文庫本など持ち歩くものが増えてセカンドバッグでは窮屈になってきたのと、
バッグを肌身離さずに両手を自由にしておきたい生活になってきたせいもあり、
買い替えを決意。
可能なら一眼レフカメラも入れておけるバッグで、
あまり大きすぎないものを探していた。


同じノーマディック製のもので、
もうちょっと安いポリウレタン製のも気になったが、
わが家のネコが爪を立てたらすぐに破けるのが目に見えていたので、
脱落。
こちらはナイロンオックスという丈夫な表地だし、
内側にポケットが多いのにも惹かれた。
中央部に手提げグリップがないのが、
使い勝手の面で気になったのだが、
まさにショルダーにぶら下げたときの、
いかにもしっくりと来そうな形状に見とれ、
もっと安いショルダーバッグが多々あるなかで、
思い切って購入。


一週間ほど使ってみた。
断言する。
これはいい。
つくりがとても丈夫で、
ポケットの配置や数が申し分ない。
特に内側の13個のポケットは重宝している。
こうしたバッグ類で意外と気になるのが各ポケットの深さだが、
これまた言うことなし。
ポケットが深いと、
ハンコや耳栓、
メモリースティック、
消しゴムといった小物類は言うまでもなく、
携帯ラジオやICレコーダー、
電子辞書といった私にとっての必需品も探すのに手間取ることが多いのだ。
めいめいのポケットの幅と深さを観察すると、
それぞれかなりの試行錯誤を重ねて製品化したことがよく分かる。


メインの収納部もわたしにとっては十分な容量。
感覚的に説明すると、
むかしのゴワゴワしたダウンジャケットも、
しっかり空気を抜けば入る、
あるいはシュラフがかる〜く入る、
と言ったら分かってもらえるかな？