駄目かもなあ。
詰まらない。
ただひたすら。

理由としてはワンポーカーというギャンブルの底が既に見えてしまっているという所がある。
イカサマが封じられている以上、
心理的駆け引きで魅せる以外無い訳だが、
基本的に「相手のカードを読む」以上の駆け引きが無いのでどうにも単調に見えてしまう。
Eカードなどは相手の思考を洞察する事こそが「本物の会話」である、
という部分で、
ギャンブル以上の心理戦として昇華されていたが、
これは「只のギャンブル」でしかない。
ぶっちゃけた話、
普通のポーカーで勝負した方がまだ面白かったのではないか。


もう一つは勝負に賭けているものが安く見えるという事。
鉄骨渡りでは2000万という大金が「金は命より重い」という至言の元、
人生を積み重ねてこなかった者にとって命と対価であると描いていたからこそ緊迫感が生まれていた訳だが、
本シリーズではそういったものが全く感じられない。
或いは「銀と金」の初期、
森田への依頼の報酬金を銀次が減らしていく時の「命を削られている」感覚、
あれがない。
カイジが賭けているのは何の背景も無い「只の金」であり「只の命」なのである。
なので、
カイジが勝とうが負けようがどうでもいい気分になってしまう。


もう一つ。
社長との17歩での勝利で億単位の金を得たカイジには本来、
これ以上ギャンブルを続ける理由が無い。
にもかかわらず、
この様に破滅をかけたギャンブルに身を投じている。
つまり、
中毒という事である。
が、
その「狂気」が描けていない。
カイジの本勝負に対する姿勢ってきわめて保身的というか。
自分の利益を守る事に凄く執着しているように思える。
カイジはもう会長の言っていた「焼かれている」状態な筈でしょ。
その狂気たるものをもっと見せてほしいと思うのだけれど。
「銀と金」で森田が「ギャンブルとは身投げである」と語っていたけど、
そういう部分を描けばもう少しかつてのヒリヒリ感が出てくるようにも思う。
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(4) (ヤンマガKCスペシャル)

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