単なる概論ではなく、これからの文化政策を考える上でてがかりになる良書である。
本書は文化政策の展開を歴史的かつ体系的に述べたものである。
そしてその裏付けとなる内外の事例も豊富に紹介されている。
歴史的には戦前の文化政策から文化行政の誕生、
劇場法から現代の文化による地域再生までの流れをたどり、
体系的には文化政策、
アーツマネジメント、
創造都市論を網羅し、
文化政策を包括的に学ぶ上で決定版とも言える。

しかし本書は単なる概論書ではない。
それは筆者による二つの思いが通底に流れていると思われるからである。

それは、
一つは筆者が文化政策を発展途上のものと考えていることである。
歴史と体系を扱う概論書というと、
ともすれば静的な記述になりがちであり、
読者も知識を覚えるという読み方になりがちだが、
本書では、
各テーマの最後に筆者が短く今後の課題を投げかけることにより、
読み手に思考を要求するのである。

二つ目は、
元行政職員で現在は研究者であり地域のアートプロジェクトにも取り組んでいる筆者の経歴から来るものと思われるが、
文化政策を単に文化・芸術の振興を目指すだけでなく文化・芸術による地域の再生を目指すものである、
という考えに貫かれていることである。
そのように読めば、
本書全体からこれからの文化政策は自治体だけでなく地域の市民、
NPO、
企業など様々な担い手が連携するものである、
というテーマが浮かび上がってくる。

そのために自治体はそして行政職員はどのような役割を果たせばいいのだろうか、
そして私たち市民やアーティストにはどのような役割があるのだろうか。
その手がかりを得ることができるのが本書である。
文化政策の展開: アーツ・マネジメントと創造都市

その他の感想

中身は良いのですが・・・
やっぱり、価格どおり
確かに、朝食代わりにはなるが糖を気にする人は注意!
一松用のパーカー
アクションゲームが好きな方におすすめです
薄っぺら過ぎです
スーパーホワイト・・フォルムは涼しげで綺麗です
すべての幼子の保護者にお勧めしたい一冊
胸骨操作
無課金でも楽しめる良ゲー
私は買って良かったです。
高速読み込みでコストパフォーマンスが高い
すごく使い勝手がいい。
楽しいだけじゃない、安全で、トイレを汚さない良い商品(超長文) ★追記 取り付け取り外し
もっとも実践的な俳句入門ドリル
止める部分がレザー素材
初級者向け
決定版!
のりがパリパリして美味しい
bottan1966
ハンナさんを仲間に!
結構痛いところを突いてきます
ハウスダストが捕れる
VocaloidとCubaseを扱った本
最後の確認として有効
続きが楽しみ
表紙の二人を足して2で割ればミヨキチか?
自然にふんわりと香るのが良い。
自宅用に購入しました
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