根性と忍耐力は賞賛に値する。効率性については疑問も
イジメのトラウマを克服し、
独学により大検・慶応・東大に合格した気力と忍耐力・根性は賞賛に値する。

これだけでも学ぶべき点は多い。


ただし、
勉強法のサイトまでかつて運営していたという筆者の割りにはなぜか要領のよくない勉強法も含まれている。


1.筆者はあるときまで英語を後ろから訳していたという。
そのようにしていた時は成績が伸びなかったのに、

あるとき前から訳してみたらできるようになったと書いている(45ページ)
これは奇妙な話である。
私は氏より6歳年長であるが、
中学・高校を通してそのように訳せなどという指導は受けたことがない。
辞書を片手に訳すなら、
通常前の単語から訳していくというもので、
そうした訓練から単語のみならず、
イディオム・文法そして構文の意識ができていくものだと思う。

なぜそんな後ろから訳すような変則的な方法が身についたのかは書かれていないが、
誤った方法を正しいと信じ込まされていたか、
単に氏が正しいと信じていただけなのか、
なんとも中学の英語の先生にとっては救いのない話だと思う。


2.日本史が得意ということはわかるが、
なぜ社会科のもう1教科に世界史を選んだのか。
これも理解に苦しむ。
旧大検の成績も掲載されていたが、
氏は世界史と地理は学習マンガの読書だけで受験し、
世界史55点、
地理80点であった。
もちろん大検と東大入試の難度の差は天地以上のものがあるのは承知してはいるが、
常識的に考えて、
成績のよい方を選ぶものではなかろうか。
氏は英語の他、
数学も苦手としていたのであるから、
地理選択の方がもっと数学や英語の学習に時間をさくことができようし、
得意な日本史を圧迫する危険性も減るであろう。
1年目の東大受験失敗の直接の原因は世界史でのミスだったかもしれないが、
それよりも世界史を選んだこと自体に無理があったと考えざるをえない。
社会での小ミスは数学・英語でカバーできたとしてもおかしくないと思う。


本書から東大受験勉強法を学ぶとすると、
いったん上記のような要領の悪い部分を抜き出して読み取っていく必要がある。
合格体験記としてはすばらしいものがあるが、
以上の点から星の数を判断した。
大検から慶應東大へ−37歳東大生の独りで学ぶ勉強法 (YELL books)

その他の感想

新たなサクソフォンの音
残り期間の延長にはならないので残日数に注意を!商品はコードのみ
コレが純正品じゃないのがありえない。
安心のAnker! 張りやすく、汚れにくく、汚れも落ちやすい
表示
黒くていいじゃない!
独特ですね
ビジネス書の感覚で買うべきではない。
これだけで全然ちがいます
良く考えて
ゴジラ成分は大体2割ぐらい
初めてのシェーバー
多読ビギナーズにおすすめ
自身の体形に変化
繭美キャラ炸裂!
コスパは期待以上
懐かしい!!
石仏観察に便利です。
基礎的な参考論文が多い
またしても伏線
かわいいのでお薦め!
DVD付属のわかりやすいボクシング入門書
そこそこ骨のあるゲーム
今後この分野のスタンダードになる一冊!
贈り物には不向きです。
ザスルメゲー
純正のマイクには劣る
餅はもちや。
戻る