なんだこれ! 下妻物語でもあって八日目でもあって東京タワーでもある!
角田光代作品はほぼすべて読んでいて、
『下妻物語』も大好き。
江國香織や井上荒野も必ずチェック――という私が、
単行本のときはスルーしていた!

それがですね、
それぞれの個性がバンバンでているのに、
ひとつの物語になっているんですよ。
主人公のJという男をめぐる女たちを一人ひとりがリレーして書いているのだけれど、
Jという男が映像のように浮かび上がってくる。
なんというか、
3Dのような印象。
面白い感覚でした。


それぞれが書いているのは、
クレバーな風俗嬢、
妻になる女、
Jの子ども?と思える高校生、
実は偽高校生だったファンクラブ会員、
Jが本当に惚れるOL。


ほんとに、
風俗嬢のまりんちゃん(嶽本野ばら)のところは『下妻物語』を彷彿とするわけですよ。
まったく違う人なんだけれど、
野ばら節ブイブイ。
妻になるノンコ(角田光代)なんて最高に怖い女!『八日目の蝉』というよりも『森に眠る魚』に出てくるような女の怖さ〜が出ていてすごい。
そこに菊子(唯野未歩子)の80年代を知らない女の子のピュアさが効いていて、
偽高校生のイカ(井上荒野)が年上女ゆえの冷静な視点で「現実」を教えてくれる。
井上荒野、
ちょっと年のいった女性書くのうまいなあ〜。
イカの怖さは『ベッドの下のNADA』が少し入ってる気がする。
それで、
最後のももちゃん(江國香織)が最高!! 巻末座談会で野ばらさんが言っていたけど、
エロい!ドラマ化した『思いわずらうことなく愉しく生きよ』な感じかなあ。


という風にうわ〜とかへえ〜とか言いながら読んでびっくりしていたら、
巻末の座談会がスペシャルギフトのようでした。
こうやって一緒にものを作るのか。
エロしりとりに参加してみたい(笑)。
彼の女たち (講談社文庫)

その他の感想

これは当たりだった。
天羽と納村の決着。そしてその先へ・・・。
まったくむれません。
簡易梱包ではなくて梱包箱で送られてきましたが・・・・
頭がスッキリ。
20回×3セットで前腕パンパン
家庭でこうじづくりに挑戦する際の必携書
安定した商品だと思いますよ。3回目の購入です!
内容は悪くないが、「楽しさ」に欠ける。
高耐候/耐水性合成ゴム
甘すぎる
グリーンがきれい
1サイズ大きめがいいかもです
名曲が十分に網羅されていない。
最高のKOF
極小理論への「異論」
面白いほど、とまではいきませんが分かりやすい本です。
通常に使えています
広報の基本がよくわかります
淫臭?ではないかな
ネジが引っ付いた!
厚さがあって良い
問題なく受取りできました。ありがとうございました。
軽くても安心の強度
かわいくて、インパクト大!
洒落てます。
シンジラレナイ
ノーブランドってこんなもん。
sm58について
お上品な感じ☀️
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