非常に良質な言語学の専門書
本書は言語学の専門書である。


著者が本書を言語学の入門書と紹介するだけあり、
全ての章は非常に基本的な用語の解説から始まり、
初めてそのトピックに触れる方でもすんなり入れるようになっている。
しかし、
各章はそれぞれを専門とする異なった言語学者によって書かれており(1章あたり30ページ前後)、
また各章でなされている議論には手抜き手加減はいっさいなく、
80年代から90年代に欧米及び日本でなされてきたトップレベルの議論がわかりやすく提示されている。
各章末には今後への課題及び問題も設定されており、
非常に濃い内容となっている。


内容は動詞を中心とするSemantics(意味論)が主体で、
語法の制限を語る上で極々わずかSyntax(統語論)やPhonology(音韻論)も登場する。


各章は異なった言語学者に書かれているため、
著者は10人ほど登場するのだが、
どの面々も日本の言語学者ではトップクラスであり、
特に本書の代表者(編集者)である影山太郎氏は関西の言語学シーンにおいて名実共にNo.1の方である。


読み応えは抜群であり、
大学の学部および院で言語学をされている方は是非一度読んでおくべき一冊だと思う。
翻訳論にも応用は十分利くと思われる。
言語学を専門とされない方には少々議論が難しいかもしれないが、
どの章でも、
取り扱われるトピックは読者の知的好奇心をそそるような形で提示されており、
良質な言語学の専門書に挑戦してみたいという方は本書からはじめるのも良いのではないかと思う。
日英対照 動詞の意味と構文

その他の感想

サイズ不明!
いい意味での裏切り
これL
純正品ですから
人気のブレスレットが作れます
専用の詰め替えなので安心です。
気持ちいい(・∀・)
広く浅い概説書
確かな味
好きな作家さん
ドリカノ好きは買うべき
万能下地
とてもいい買い物でした!
見つかりにくい近道よりも、とにかく目的地に近づくこと
ホントにビッグサイズ!
ルック・トゥ・ミー
吸引力もまずまず
お手ごろだったので購入しました
四国の自然と「お遍路さん」
以前のお品よりも
暑すぎず寒すぎず
「反原発」を推進頂くのは大いに結構です。「原発の是非」について、議論が進むきっかけになると思います。ただ、一部の人が知っている「不都合な真実」に答えてからにして頂きたいと思います。ご自身が仰っているよ
お薦め致しますー☆
祝再販 !
最高!でも第二段を出すのが少し早かったかも・・
リピ購入
あまり必要ないように思いました
あると安心だけどなくても合格できる
い、痛いです・・・きっつきつ。⇒着け方を変えました。
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