バンドとしての音を確立させた快作！！

　スーパーバンドとしていつまで続くのかと正直心配していたが、
しっかり新作を作って“バンド”として存在を示してくれたユニソニック。

前作は、
バラエティーに富んだ曲が多く、
出来としては良かったが、
どこか今一つまとまりがなかったようにも感じていました。
しかし今回のアルバムは、
前作ほどのバラエティーさ、
“ユニソニック”の曲のような一回聴いて頭に残ってしまうほどのキャッチーな曲はないものの、
しっかりバンドとしての音が確立されていて、
まとまっています。

　何よりも、
バンドのベーシストであり、
プロデューサーであるデニス・ワードが、
フアンがどんな音楽を求めているのかをしっかりわかっていて、
ハロウィーン調の曲あり、
マイケル・キスクに歌わせる調の曲あり、
マンディ・メイヤーらしい大人のロック調あり、
聴いていて気持ちいいです！
　９月には、
新作を引っ提げての来日。
どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、
本当に楽しみです！！

おまけ・・・ボーナストラックですが、
急にパンク調の音が突然流れてビックリ。
曲としてはいいのですが、
ボーナストラックで正解だったかもしれませんね。