悪くはないが良くもない
 大して目新しい知見は書かれていない。
御年80を迎える施設暮らしの老歴史学者が、
自らの歴史観の変遷を振り返って現況の立ち位置を確認する、
と云うものなのだが、
ズブの歴史素人ならともかく、
或る程度歴史書(特にグローバル・ヒストリーもの)や日々のニュースを読んでいる者にとっては特に新鮮な見解が示されている訳ではない。
レヴェルが低い訳では決して無いが、
どうも当たり前の穏当な結論ばかりが並べられていて、
「これからの歴史学はこうでなくちゃ!」と云う意気込みに乏しい。
取り敢えず目次を挙げておくので、
多少目端の利く読者であればそこから大体の内容は推測出来るものと思う。
私としては、
一回読めばもう十分だったかな、
と云う感じ。


はじめに
第1章 歴史をどうとらえるか
 1 歴史家の目に映る現代世界
 2 なぜ歴史の見方が変わったのか
 3 「現代」の起源
第2章 揺らぐ国家
 1 国家という存在
 2 「大きな政府」から「小さな政府」へ
 3 新興国家のそれぞれの選択
第3章 非国家的存在の台頭
 1 ノンステート・アクターズ
 2 ノンナショナル・アイデンティティ
第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない
 1 パワーゲームの限界
 2 地域共同体の誕生
 3 インターナショナリズムの挑戦
第5章 普遍的な「人間」の発見
 1 世界を変えた人間観
 2 多様な人権概念のインパクト
 3 トランスナショナリズム
第6章 環地球的結合という不可逆の流れ
 1 大規模な人口移動
 2 海外交流の担い手
 3 ハイブリッドの世界
 4 惑星意識と環境問題
 5 エネルギー問題
結語 現代の歴史と記憶
あとがき
歴史家が見る現代世界 (講談社現代新書)

その他の感想

現代インドネシアを整理する良い
付かなかった
リウマチの痛み緩和に
作り手の熱意が感じられない
機能は文句なし!!!でも少し重い。
1番 信頼できます。
熱暴走防止効果がありました
ハンディアイロンに
色鉛筆やクレヨンと違って汚れず便利
使いやすい♪(追記あり)
帝光編スタート
ガサガサうるさい。保温性もイマイチ。
安くて可愛い
KATO製カプラーがメインなら迷わずKATO貨車
夏場のゴルフ用に・・・
やはり最高の書き心地です!
0歳でも楽しめています
微妙…
構文を学びなおす機会がえられました。解説も良いと思います。
最近連発してる
ペットボトルの模様替えを可能にした。
まだ2日目ですが…
味噌汁の素と合わせて…
壮大な叙事詩を生き生きと解題
妻の為に購入しました。
ブルーフィルムは不要
レッド・ミスト改め・・・
ブロック体なのがいいです
ホワイトシチューも
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