分子が大きいらしい

ワセリンは石油製品だから避けている、
シア脂など植物性油脂のほうが肌に良さそう。
。
。
そう思っている方がたくさんいると思います。
私も漠然とそんなふうに思って、
保湿の最終ケアにはシア脂を使っていました。


しかし疑問もありました。

「なぜ皮膚科ですすめる保湿剤はワセリンなのか？」
、
、
、
これはとにかく一度使ってみなくてはと思いました。


実際に使ってみると、
カバー力が全然違います。
ワセリンは被膜となって水分の蒸発を抑える効果が非常に高いと感じました。
(シア脂では、
油っぽくなるけどしっとり感が持続しないような。
。
。
)
調べてみると、
ワセリンは動植物油脂に比べて分子が大きいので皮膚に浸透せず表面に留まる、
のだそうです。


ここで勘違いしちゃいけないのが、
油分を与えるためにやっているのか、
水分を閉じ込めるためにやっているのかってことです。

私は主に手指の荒れに使っているので、
手の場合で考えて、
ということで書きます。


手のひらには皮脂線はないですよね。
だから荒れていない人でも、
油分が充実しているわけではないはずです。
角質層が整っていて(傷などがなく)、
水分の蒸発が少なくしっとりした状態だと思います。

だから、
油を擦り込んでも無意味なんじゃないでしょうか？
あと、
これはライフスタイルによると思いますが、
私のように小さい子どもがいる主婦など、
手を洗う機会が多すぎる人はハンドクリームも微妙な気がします。

なんか、
ハンドクリームで乳化→石けん／洗剤で洗ったら、
油分＋水分も根こそぎ洗い流されるような、
、
、


そんなわけで、
私の状況にはワセリンがとっても合っていました。

(手荒れがひどいのに)まだ使っていない人は、
試す価値あると思いますよ。