筆ペンの中では恐らく最高の書き味

奈良の老舗が作る使い捨ての筆ペンです。
使い捨てと侮るなかれ、
墨液がなくなってからも
その筆先の書きやすさは衰えることなく、
私は小さな文字を書く時には遂に高級毛筆を捨て、

墨液切れの「あかしや新毛筆」を再利用しているほどです。
それほどこのメーカーの筆ペンの
書きやすさはずば抜けています。


筆先については上述通りほぼ完璧なのですが、
筆ペンの弱点として墨液量の多い少ないが
あります。
購入して最初に書く時など墨液が出過ぎることが多く、
しばらくの間は滲みやすい
です。
そんな時には、
キャップを外し、
ペン先を上に向けて数分程度そのままで待ちます。
そう
すると適度にペン先が乾き、
程良い墨の出になります。
その時間は湿度・温度等環境にもより
ます。
ただし長時間キャップを外したままではペン先が完全に乾ききってしまい使えなくなる
恐れもありますので、
自己責任でやって下さい。

反対に、
墨液残量が少なくなってくると、
だんだんと薄くなってしまいます。
そんな場合にも、

今度は反対に筆先を下にしてしばらく放置しておくとまた復活してしばらくは書けます。
この
場合にはきちんとキャップをはめておいて下さい。


あかしやには細字専用のものもありますし、
朱墨のものもあります。
また、
使い捨てではない
あかしや筆ペンもありますが、
こちらは1500-2000円とやや高価です。
とは言え専用の墨液
カートリッジは3本入でも200円ほどと安く、
使いまわしができるのが良いです。

なお、
アマゾンの販売価格がやや高めの350円程度に設定（2013年2月）されていますが、

これは送料を考えてのことでしょう。

いくつもの商品を渡り歩いた自分が、
自信を持っておすすめできる筆ペンです。