最近の動向は分かるが
最近本屋で「戦略的」と冠した本を多く見かけます。
その多くは、
どこが戦略的なのか、
戦略というものを学んだことがあるのか、
実際に戦略を作成したことがあるのか、
などという疑問を持たせるものばかりと思われます。
ということで、
「戦略」を冠した本書は「戦略的管理会計」の展開に成功しているのでしょうか?
本書は副題を「キャッシュフロ-と価値創造の経営」としています。
賢明な読者ならこの副題だけで、
何を話題にするのか、
何を言いたいのかが分かるでしょう。
本書の第一部は「キャッシュフロ-予測と会計利益の基礎」、
第二部は「戦略会計の基礎」とし、
それぞれキャッシュフロ-の説明から始まり、
資本予算、
コストモデル、
バランスト・スコアカ-ドの説明と続きます。
コストモデルではTOCによるスル-プット会計についての言及が参考になるでしょう。
(但し相変らず短期的観点でのみ有効との指摘ですが)第7章は「SCMのための管理会計」ということで大変面白そうなテ-マとして読み始めましたが、
TOCやスル-プット会計について論じてはいますが、
SCM(サプライチェ-ンマネジメント)と管理会計とのかかわりには触れていません。
この点はがっかりでした。
学生を除くと、
管理会計を読む人は実務家が多いでしょうから、
読んだ後自分の会社で実施するための参考になることが必要だと思います。
その点からすると残念です。
また参考事例としてソニ-を取り上げていますが、
現在の同社の状況を見ると、
所謂本書で取り上げたテクニック(ソニ-はEVAを採用した会社として名高い)が果たして役に立ったのかを分析することも管理会計学者の責務だと思います。

以上幾つか問題はある(管理会計学者共通の問題?)と思いますが、
最近の管理会計を戦略という観点から論じている本書の価値は高いと思います。
願わくば「戦略的管理会計」をポ-タ-から論ずるのではなくて、
ヘンリ-・ミンツバ-グとか方針管理から論じるともう少し違ったものになるのでは?と思いますが。
(これも管理会計学者共通の問題か?)
戦略的管理会計―キャッシュフローと価値創造の経営

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