コスパ最強のベルジャンホワイト風新ジャンル

ヒューガルデンと比較している人が多いが、
どちらかというとヤッホーブルーイングの水曜日のネコに近い。
ヒューガルデン系の新ジャンルとしてはマルテンス醸造所のベルホワイトがある。


これらを飲み比べるとわかるが、
ベルジャンホワイト系新ジャンルでもホワイトベルグとは大分味が違う。
ベルホワイトの方が酵母が濾過しきっていない為、
副原料も相まってフルーティな香りが強い。
こちらの方がヒューガルデンぽいと満足する人もいると思う。
逆に共通する点としては、
両方とも新ジャンルである為、
純粋なビールではなく大麦スピリッツの味が混ざっている。
この大麦スピリッツが新ジャンル特有の安っぽい味を生んでいる。
この後味に関してはホワイトベルグの方がスッキリさとマッチしているのかスピリッツの味が強く主張していない。
あえて濾過しているのは、
こういう味の点からの要因もあるのではないかと推測する。
ていうか、
フツーに美味いよコレ。


あえて新ジャンルで展開するのは、
純粋なベルジャンホワイトは恐らく売れないからだろう。
大手である以上はクラフトビール程の醸造所特有の主張は出来ないため、
２００円前後で賛否が別れる物を作るよりも、
こういうコスパも含めて新ジャンルで展開した方が結果的には売れるんだと思う。
実際、
普段飲みのエールとしては他に代替え品が無いため、
一定のファンを掴む事には成功しているのではないだろうか。
自分もその１人であるが。


次はサントリーに見習って、
エビスでエールビールを出して頂きたい。
ホワイトベルグが一定の成功をおさめた今なら、
薫り華やぐヱビスをエールで再販してネルソンソーヴィンをもっと主張させればワンチャンあるで！