すれ違い続けるそれぞれの姿が悲しい五巻

・開始早々、
クリスの戦闘シーン
(結局、
何も出来ないまま変身を解いてしまう響と対照的)
・特訓シーン、
台詞がないのにやけにイキイキしてる翼
・響の出動を頑として拒むクリスが、
最後に響の襟元
を直していく所

等が目に残った九話と、
続く十話、


・吼える未来
・緒川さんの登場(＆退場)シーン
・「死ぬのは許さん！」と言った司令に対する、
実に
「響らしい」答え

等、
実に見所に溢れた内容の一本です。


10話のＢパート等、
アクションシーンも印象的です
が、
それ以上に心に残ったのは各人の人間関係の
変化でした。


響と未来を中心に、
調と切歌の間に生まれてしまった
すれ違いや、
急変し続ける事態に心をすり減らしてい
くクリス、
それぞれの仲間を助けるにはやや距離を
作ってしまっている翼やマリア等、
五巻は前作から
言われていた「人と人が分かり合うことの難しさ」が
中心に有るのかも、
と思います。


と、
理屈っぽい事は抜きにしても、
今回は映像特典
のショートエピソードだけでも見る価値は充分あり
ます。
これを100パーセント楽しむため、
前作も見て
おくのが、
なおオススメ。