橋下徹氏による大阪で起こっている教育改革を斬る
本書は、
現在大阪大学で教鞭をとられている著者が、
大阪で起こって
いる橋下徹氏や日本維新の会による教育改革の内容や影響を批判的に
検証した上で、
真っ向から橋本教育改革に"NO"を突きつけた本である。


本書は4章構成になっていて、
第1章で、
橋下氏が降り立った現在の
教育界の現状を、
国際的および国内的観点から位置づけている。
続く
第2章では、
府知事時代の3年半ほどの間に行った教育行政について
まとめている。
第3章では、
維新の会が提出した教育基本条例案を批
判的に検証し、
その無謀さを明るみに出している。
最後の第4章では、

今まで培ってきた大阪の教育的な特徴を考慮に入れながら、
教育基本
条例が大阪の教育に及ぼす影響について考察している。


PISAショックが日本を襲い、
教育改革の機運が高まっていた時に大阪
府知事に就任し、
「民意」を背景に、
競走主義や成果主義に代表され
る新自由主義を大阪の教育に導入を試みた橋本徹氏。
本書では、
府知
事時代に行った教育改革について、
地方自治体や教育現場へのインパ
クトなどを検証しながら議論している。


本書の核心となるのは、
やはり維新の会が提出した教育基本条例案に
ついてである。
「各学校の5%の教員に不適格の烙印を押す」「三年連続
定員割れした高校は統廃合の可能性があること」「府立高校の校長は
任期付の公募で民間から選び出すこと」「教育目標は知事が定めるこ
と」などを盛り込んだ、
非常に過激なこの条例案について、
これは全く
愚行であることを、
著者の意見を中心に、
他国の新自由主義を取り入れ
た教育改革の結果などを踏まえながら、
真っ向から反論をしている。


教科指導にとどまらず、
クラス経営や部活指導など、
極めて専門性が
高い要素を持つ教育職を、
「公務員」という括りで単純化した視点で
捉え、
教育の成果とは何かを検証しないまま競争させ、
成果主義を取り
入れていく橋下教育改革が非常に危険であることは、
少しでも教育学
検証 大阪の教育改革――いま、何が起こっているのか (岩波ブックレット)

その他の感想

製造業のブランディングの大切さを実感でき、その確立メソッドを体感できるビジネス指南書です。
コブラケータイの悪夢再び
一度読んだら見ません
吸汗&速乾に長けた汎用薄手肌着♪
Amazonビデオ?!
使用目的は切り返しのタイミングとスイングスピード向上
すぐ使えなくなりました。
音楽が単純に好き。サビの部分は特にかっこいいと思う
サンマを焼きました。
パラレルワールドのお話です
明るくてとても良い
自分調べですが…
私もうちの子もとてもお気に入りです。
待ちに待った注文書。
ちゃんと使えましたよ
震災の記録に
二度と注文しません。
やっぱり10GOOD!!
コーチのバッグ
なぜはだしなのか迷っている人におすすめの一冊です。
頑張れマイン、負けるなマイン、死ぬなマイン
思っていたよりも柔らかい
名盤をやっと我が手に
やっぱり思ったとおり!
そのままで超強力
LANケーブルCT6
返品手続き中
英語学
都市経済学と不動産の専門書
キレイだし分かりやすいし
戻る