炒って砕いて粉にしておくと使いやすい

殻をむいた麻を食べた事がありまして、
こちらは殻つき。
でも、
たくさん容量があるので、
ものは試しに買ってみました。
確かにそのままでは固い。
軽く炒って、
ミルでひいたら、
黒っぽい粉になりました。
この粉を、
おかゆにまぜてもいいですし、
軽くあぶったフランスパンに蜂蜜を塗って、
この粉をふりかけてたべると、
あら、
どこかで食べた事のある味。
若かりし頃、
中国に留学していた時に食べた麻花というあげパンのような食べ物の味にそっくりです。
考えてみれば、
麻の花って名前がついているぐらいですものね。
麻の実の粉がまぶしてあっても不思議ではありません。
むこうで食べた麻婆豆腐なるものも、
もしかしたら、
麻の実が入っていたのかもしれません。

中国の巴馬地区では、
長寿な方が多くて有名だそうです。
麻の実をたくさん食べる事が関係しているそうです。
かつて、
この日本でも麻はよく栽培されていましたし、

麻の実もきっと常食していたに違いありません。

他にもいろいろ気になったので、
調べてみると、
あちらの地区の文化や宗教感(自然信仰）は、
日本の物と良く似ています。
もしかしたら、
日本人のルーツがあそこにあるのかもしれないと思ったら、
巴馬に行ってみたくなりました。

日本にも麻の文化が復活するといいと思います。