個人的にとても残念

その魂に生者たる資格はあるか―――。


弱者は消え強者が残る、
それが聖杯戦争の定め。

だが救う術があるならばと、
岸波白野の体は走り出す。

喪失の果てに得た新たな絆。
だが対価を問う暇も無く、
闘争は続いてゆく。

立ちはだかる因縁の敵、
見えざるサーヴァント。

最大の危機を前に遂に明かされるセイバーの宝具。

全ての祈りの果て、
聖杯を手にするものは果たして誰か―――。


ゲームでは選択肢によって主人公に関わる女性キャラがかわってくるのですが、
ドラマCDでのオリジナル展開となりました。

因縁の敵と、
彼の従える強力なサーヴァントへ対抗する為に主人公、
その協力者が奮闘します。
セイバーも主人公の成長を認め、
使わないでいた宝具を発動させます。


残念だったのはセイバーの宝具『招き蕩う黄金劇場』のシーンでゲームとはまったく違う新BGMが使われたこと。

ゲームでは視覚的にとてもインパクトのある黄金劇場の様子がドラマCD媒体では伝えられていない。
従来のBGMで『招き蕩う黄金劇場』のイメージが自分の中で喚起できればよかったのですが、
新BGMのためそれもできずがっかり感が増してしまいました。


前巻でも話が進んでいない事が気になっていましたが、
この３巻で５回戦が終了。
４回戦は決戦の様子を全カットする始末。

それでも全４巻構成で残すはあと１巻なのに対戦者が数人は残ってしまっている状態。
最終巻に対して不安が大きいです。