内蔵音源はあくまでオマケ。

Digital Performer中心の音楽制作の入力用として購入しました。

鍵盤のタッチは、
いわゆるフラッグシップモデルのシンセに比べチープ感は否めませんが、

値段相応だとは思います。
ただピッチベンドがもう少し滑らかだったらなぁとは思います。


フィジカルコントローラとしてDPにアサインしましたが、
相性はいい感じです。

Rolandのライバル機のパンつまみには、
仮想センタークリックという、

中心値付近で遊びの部分を作る機能があり、
これはKORGも付けて欲しかったとは思いました。


ディスプレイは小さめですが、
LEDでドットも細かいので見やすいです。

XYパッドでのリアルタイム音色変化や、
アルペジエータなど、

最近のコルグの飛び道具が一通り網羅されていて、

まだそれほど活用は出来ていないものの、

アイディアを広げるツールとして役立ちそうです。


☆が３つになったのは内蔵TRITON直系音源に起因しますが、

音源の出力がミニステレオ端子しかなく、
しかも音質が良くありません。

出力が小さい上に、
基盤から発生するとおぼしきノイズが結構乗っているので、

せっかくコルグらしくて使いたい良い音があるのに、

オーディオ録音して使うのもためらってしまいます。


マルチチャンネル音源ではないことは最近の傾向だし仕方ないと思っておりましたが、

それならなおさら音質まで妥協して欲しくはなかったので、
とても残念でした。

音源あくまでオマケ、
と割り切るつもりで選ぶのが良いと思います。


部分部分で残念に思うこともありましたが、
DAWコントローラーとしての基本機能は十分
あるので、
あとは内蔵音源の立ち位置を考えつつ購入を検討すると良いのではと思いました。