アイドルを語るなら本書を無視しちゃモグリだよ
正直、
クリス松村さんは際物オネーだと思っていました。

でも、
クリスさんが過去の芸能・テレビに一方ならぬ想いを抱いていることを知ったのは、
テレビ東京「腹ペコなでしこグルメ旅」にゲスト出演されたときのこと、
現在のギャル曽根、
菅原、
アンジェラと連なる女性大食いの中興の祖である赤坂さんを語って曰く「海苔巻勝負も凄いけど、
決勝で眼鏡をラーメンのスープに落としても平然と食べるのが赤坂さんなの」すいません、
マイナーな喩えで。
でも、
キチンと現場を見ながら、
客観的なジャッジメントをするクリスさんは、
本書で過去のアイドル本で誰も書かなかった「論文」を書いています。


本書において、
クリスさんは主観はご自身の個人的な思い出だけに止めています。
過去にアイドル本で素晴らしい作品を残された方は多数います。
近田春男さん、
中森秋夫さんしかり、
そして、
クリスさんと肩を並べるオネーの方々として春奈さん、
ミッツさん、
マツコさんもアイドルへの人後に落ちぬ想いを云われています。
でも、
素晴らしいけど個人の想い(それだけ彼ら・彼女らの言葉は素晴らしいわけですが)。

そこに殴りこんだクリスさんは徹底的にデータを示します。
簡単です。
マルベルのブロマイド売上、
オリコンランキング、
レコード・CD売上枚数。
そこに私見や偏見は介在する余地はありません。
本当は、
過去と現在を比べるなら、
そもそも母数が違うよねとか突っ込みどころはなくはないですし、
単に数字と名前を並べただけという悪口を云うのも容易いです。
でも、
そんな話すら誰もせずに、
半世紀近くアイドルを語ってきたという歴史自体が異常なのかもしれません。


私は敢えて言いたいです。
クリスさんは、
日本アイドル史のコペルニクスだと!
そして、
クリスさんは、
一生懸命な想いを出来るだけ誰かを否定する方向(ディス)に向けません。
その分を、
メジャーなアイドルだけでなく、
アイドル史から忘却された方々まで採りあげることに費やしています。


褒めすぎたかも知れません。
私の単なる思い入れかも知れません。
「誰にも書けない」アイドル論 (小学館新書 213)

その他の感想

砂糖が回す世界史の舞台
レトロと機能の融合
ますます冴えてる2巻
交換してよく剃れるようになったが
しっかり固定できています
作品に使ってますが気に入ってます。
ズームレンズには最適!
意外なコラボ
点けたいときに点ける ちょこっとLEDライト!
軽くて満足
雑学本を越えたカフェ文化論
5年に1度の名曲。
ミルクピッチャー
気に入ってます♪
大変嬉しいです
「なんで?」の答え
本書を読まずして歴史を語ることなかれ
銀色モデルと同じく良品です♪
具体的実践が多数掲載された良著
やっぱメーカー品
お気に入りのひとつ。
参加型で読める!
これ良い
これの他に日記帳をつけている人はいいかも
医療の難しさ、元気に生きることの有り難さを痛感します。
たった1日を全力で休む男たちの物語
トイレなどの狭い空間なら買い!
バランスがとれ、しかも深い内容
クラシックをたっぷり楽しめる!
ちょっと大きめサイズです
戻る