なかしましほさんのレシピとの比較になりますが

この本に興味のある方、
実際に購入された方のなかには、
「なかしましほ」さんのお菓子を焼いたことのある方も多いのではないでしょうか？
わたしはなかしまさんのマフィンやケーキが好きで、
よく焼いていたので、
比較のため、
白崎さんの本からも、
まず、
マフィンから作ってみました。

どちらのレシピも、
卵不使用、
バターの代わりに菜種油や豆乳を使っている点で似ているのですが、
配合や手順が違うと、
同じような材料でも、
こうも違うのか、
と驚きました。

なかしまさんのマフィンが、
卵やバター入りの一般的なマフィンとは違った、
どっしりとしていて味わいの深い、
独特のおいしさであるのに対して、
白崎さんのマフィンは、
ふわふわしていて、
まるで卵やバターをつかったようなおいしさといった感じでした。

お味のほうは、
卵やバターがない分、
多少コクが足りないかもしれませんが、
材料のアーモンドパウダーやフィリングのジャム、
ナッツ、
シナモンやバナナ、
アレンジのレモンカードをかけたりすることで、
うまくカバーされているように思いました。

ちなみにさらにスコーンも作ってみましたが、
なかしまさんのレシピは、
マフィンにせよ、
スコーンにせよ、
一般的なイメージとは違った、
「彼女の」マフィンやスコーンであるのに対して、
白崎さんのは、
だれが食べても惜ししいマフィンやスコーンで、
それなのに植物性といった感じだと思いました。

レシピも基本のものから、
アレンジまで、
飽きませんね。
これから色々作って楽しみたいと思います。