博物学者ジーン・ポーターの傑作、復刊を喜ぶ
 NHKの連続ドラマ『花子とアン』の副産物でしょうか。
村岡花子の訳業は『赤毛のアン』だけではありません。
このジーン・ポーターの傑作も花子の一押しの「少女小説」「家庭小説」でした(元は秋元書房、
その後角川文庫)。
故・氷室冴子さんの名ブック・ガイド『マイ・ディア』(角川文庫、
1990年。
絶版。
これも復刊希望)によると、
氷室さんは「屈折した作家意識のない」教訓臭のないジーン・ポーターやエレナ・ポーターの作品が大好きで、
なかでも『リンバロストの乙女』が最愛の作品でした。

 登場人物が大きく変化するきっかけが一匹の蛾であることもたびたびです。
河出文庫版上巻表紙に描かれていますが、
帝王蛾は沼地リンバロストの自然の美の典型です。
作者ポーターには『リンバロストの蛾 Moths of the Limberlost』という専門書もあります(科学書だが英語は結構難しい)。
といっても、
『リンバロストの乙女』は蛾の本ではありません。
上巻には学費を作るため、
蛾の収集に励む自立した少女エルノラの姿が感動的に描かれています。

 エルノラ誕生の際の陣痛で沼で溺れた夫を救助できなかったことを悔やむ気難しい母親ケートの唯一の楽しみはマーク・トウェンを読むことと設定されています。
トウェンの『赤毛布旅行記』は母親から「馬鹿げた大傑作」と評価されています。
母親はなかなか娘を許す気持ちになれません。
しかし、
蛾が和解のきっかけを作ります。

 サイレント時代から何度か映画化されています。
最新のものは1990年のTV映画化(105分)。
1934年の二度目の映画化『A Girl of the Limberlost』(白黒トーキー作品、
監督クリスティ・キャバーン、
母親役ルイーズ・ドレッサー、
エルノラ役マリアン・マーシュ)はDVDも出ていて(輸入盤。
日本語字幕なし)、
IMDbの評価も6.5と高く、
76分で原作をよく活かした作りになっています。
リンバロストの乙女 上 (河出文庫)

その他の感想

戦国乙女のイラスト集
水はけがよさそうです。
単なる事例分析
やっぱり榊
初モンハン
期待した以上…で、満足する購入になった
仕事は結構です。
予想外に役立つ図鑑かも!!
前輪をブルー、後輪をグリーンに交換しました
楽しめるシナリオ本
前作4作より発展した内容です
需要は限られているが便利。
atatakasano tutawaru utadesune
通常さいず?
ジャニーズと言う偏見が外れた曲
対応早くどうもです!
数あるギャラクシアンの中でもベスト。
癒されたい、ココロをマッサージしたいあなたへ。いい曲いっぱいです。
フィギュアラック初購入者レビュー
Z34のデッドニングで使用。
PSP版とほぼ変わらない。
寒い日には必須!
探していたのが見つかった
もう、こういうのは止めましょ
サポート対応が微妙
凡事徹底! 意味のある言葉ですね。
1ver.漏れていて残念
業界分析に
スニーカーは国内24.5cmナイキの海外製25cm26cmを履いています。
折れにくく切れ味の良いプロメイト糸鋸替え刃
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