自分とは逆の考え方が新鮮でした

「どんなところでも稼げるようになる46の習慣」というサブタイトルに興味を持って読み始めたのだが、
プロローグは筆者の自慢話が続いていたため、

「これ、
よくある『オレオレ本』か。
失敗したなあ」
と最初は思っていた。


読み進めていると
「ふむふむ。
なるほど」という話や、

「そんなん出来へん」という話もあり、

内容はバラエティに富んでいた上、
文体も読みやすく、
どんどん引き込まれていった。


特に第3章の
『基本は人間関係！人脈作りと人づきあいの極意』では、

私自身の考えと逆であったため、

最初は「違うやろ！」と思ってしまったが、
よく読みこんでみると
「そ縲怩ｩ。
そんな考え方もあったか。
なるほどなあ。
今度やってみよ」
と思えるほど、
説得力のある内容だった。

私としてのお勧めは134ページの「とにかく『借り』を作りまくる」というところがとても新鮮だった。


1,400円という値段からすると、
「アイデア」と「気づき」と「やる気」をたくさんもらえる値打ちのある本でないかと感じた。


私の基準は「5つ星：生涯たった1冊の本」「4つ星：人生でベスト10に入る本」「3つ星：値段以上に値打ちのある本」「2つ星：値段だけの値打ちのない本」「1つ星：買って公開した本」（2013年7月から）となっているので、
この本は3つ星とさせていただきました。