演出家たちの解説約52ページ分が秀逸です！

ファンブックの驚愕の濃密っぷりにもビックリですが、

対する本家から発売のこちらもまた決め打ちの一冊。


約121ページのうち、
中心となるのが演出家たちの解説約52ページ分。

コ縲怎撃ｪ、
現場感がちゃんと伝わってくる逸話の連打。


脚本ではなく、
演出サイドの細かい意図や現場感がジンワリと伝わって
きて、
より深くドラマを楽しめること必至。


キャストのNGスレスレのカットをちゃんと写真で解説していたり、
役者
たちのアドリブについてなども明かされていて、
このテのオフィシャル
ブックにありがちなヌルさは感じません。


残りのページはアキちゃん・ユイちゃんのピンナップ大盛りプラス各キャラの
解説、
アメ女関連解説、
北三陸駅ギャラリーの写真、
春子のオーディション
用紙、
色校正風アメ女ジャケ（トンボ付）、
ミズタクが春子に出した履歴書、

オープニングの撮影風景、
春子の1984年のスナップ集、
小道具としてのポスター
（短角牛とか節電中まである！）一覧、
北の海女歴代ポスター、
潮騒のメモリーズ
ミニパネル？（切り取り線があるだけ！最早、
お腹いっぱいでなんでもいい！）、

正宗のPCのフォルダ名とか太巻社長室のマネキンについてまでと、
どうでもいい
ことから重要なポイントまでかなり攻めた編集になっていると思います。


つまりこれは言わば、
『あまちゃん』という映画の、
力の入った編集で構成された
パンフレットです。

オールカラー1,050円なら納得のガイドブックではないでしょうか。


●久慈の磯汁とか、
まめぶ汁とか岩手県のリアル広告が入っているのもポイント高いです(‘jjj’)。