16 入口的な教科書
入口が沢山開かれている本だが、

入口まで来ると次のトピックに移ってしまうという点で教科書的だ。

トピックスは短く、
重要な箇所は太字で書かれ、

イラストも豊富でとても読み易い。

巻末には、
索引と、
コメント付きの読書案内が若干置かれており、
親切な作りだ。

入口までは示しておいて、

其処から先は興味に従って各々掘り進めよということだろうか。


興味深い点が幾つか有った。


例えば、
或る国で貿易黒字が続くと、
その国の通貨が値上がりするので
通貨高になって輸出にブレーキが掛かり、

競合国の製品が相対的に安くなって売れ始める。

その結果、
其の「或る国」の貿易収支が悪化していき通貨が下落、

やがて国際競争力を回復する、


自然に任せておけばシーソーバランス的な調整力が働いて上手くいく、

という記述だ。


しかし、
3月2日付けの朝日新聞書評欄で、

「グローバリゼーション・パラドクス」ダニ・ロドリック著という本が
紹介されていたが、
彼は、
グローバリズム礼賛者の
「市場には自発的な参加者が居れば、
他に必要とされるものは殆ど無い」
という楽天的考えを信じ難いとして否定している。


つまり、
国や経済の強弱が前提として有るのに、

弱者に搾取の痛みを押し付けない儲け方、

世界規模の危機を治癒するような自動調整は上手くいくのだろうか?
という疑義である。


この辺りは、
興味有る方なら入口から更に入ってみるべきだろう。


次は、
小泉内閣時に30兆円以上を使って
ヘッジファンドから円を守り抜いたという日銀砲。

巡り巡って世界金融危機と自民党大敗を招き、

その後の民主党政権や東日本大震災、

毎年嵩む財政赤字へと繋がって来たのなら、
重要な転換期だったと言える。


次に、
アベノミクスがアクセルとブレーキを同時に踏んでいる、
という記述。


景気浮揚策は次の三点。

1.紙幣の流通量増
経済は世界史から学べ!

その他の感想

少々退屈。でもおまけが嬉しい。
NASAで設計された衝撃吸収素材
ハービーハンコック 処女航海
Core-i5省電力版最高峰、しかし発熱はそれなり
過大な期待をした私が悪い!(^_^;)
用途に合わせて
Activistによる、グローバルフードシステムへの挑戦状
けっこう枚数が必要でした。
使い始めて2週間で壊れた
値段、サイズ、造形を考えれば及第点かと。
スペシャル!
圧死の恐怖
構造が簡単で良い
宣伝文句に最高傑作と付ける業界の風潮はやめて欲しい
大きさが丁度いい
日本は1990年代以降ずっとデフレである。
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ありがとうございました。良かったです。
ブラブラしすぎ
基本的な物で経験者には不向き。
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どうなのかなぁ…
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