独裁者と対峙した音楽家たちの系譜
中川右介の著作が出版されると、
なぜか目を通したくなってしまう。
私にとってこの世で一番興味があるのは「人間」であり、
中川が著すものは、
クラシック関係であれ、
歌舞伎関係であれ、
どれも「人間と音楽」、
「人間と芸能」を生き生きと描いているからだと、
自分を納得させている。


この意味で、
『国家と音楽家』(中川右介著、
七つ森書館)も期待を裏切らぬ力作であった。


「国家と音楽家――本来ならば対峙するものではない。
だが、
二十世紀という『戦争と革命の世紀』は多くの音楽家を国家と対峙せざるを得ない局面に追い込んだ。
ある者は妥協した。
ある者は屈服した。
ある者は対立を避けて国外へ出た。
闘い抜いた人もいるし、
死の一歩手前にあった人もいれば、
故国喪失者となった者もいる」という著者の言葉に触れただけで、
ワクワクしてしまうのは私だけだろうか。


登場する政治家は、
ヒトラー、
ムッソリーニ、
フランコ、
スターリン。
ケネディ、
ニクソンといった面々であり、
彼らと対峙した音楽家は、
フルトヴェングラー、
カラヤン、
トスカニーニ、
カザルス、
ショスタコーヴィチ、
クーベリック、
コルトー、
ミュンシュ、
ルービンシュタイン、
バーンスタインたちである。


ヒトラーに翻弄されたフルトヴェングラーとカラヤンは、
このように描かれている。
「史上最も藝術に理解があり、
藝術を保護し支援した政治家は、
おそらく、
アドルフ・ヒトラーである。
彼の政権ほど、
クラシック音楽とオペラを優遇した政権はない。
それゆえに音楽家たちは、
戦後、
ナチ協力者として批判された。
はたして、
音楽家たちに罪はあったのかなかったのか。
この音楽好きの独裁者と、
世界的名声を得ていた音楽家たちは、
どのような関係にあったのか」。


「『ナチ音楽家』としての批判を一身に浴びる指揮者、
それがヘルベルト・フォン・カラヤンである。
実際に、
ナチ党員だったのだから、
言い訳はできない。
しかし、
本当にカラヤンが『一番悪い奴』だったのであろうか」。
国家と音楽家

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