この本でなくていい

トレイルラン初心者なので初心者向けの書籍をすでに何冊か読んでいます。
そんなわけでかさねて買う必要もなかったのですが、
出版が山と渓谷社だったので買ってみました。
急激な広がりを見せるトレイルランと、
これまでの登山とがどのような折り合いを付けていくのか、
とか「山ヤ」の老舗といった風格のヤマケイだったら、
昨今のトレイルランブームについて新しい切り口の内容が読めるのではないかと思ったのですが…。


内容は巷の入門書と比して目新しい情報は何もなく、
むしろ薄いくらいで、
QAもギアガイドもコースガイドも、
他の本でいいな…と思いました。
ただ全ページカラーで造本はきれいです。
しかしながらそのへんの山にいるトレイルランナーのスナップとか別に見たくもないんですけど。
とにかく内容が薄く中途半端なわりに値段が高く、
一緒に買ったTarzanのトレイルランニング特集のほうがよほど読み応えがあります。
半額以下ですし。