10年前とはがらりと変わった Web のフロントエンドを見つめ直すのにぴったりの1冊

10年前と比較して、
ブラウザのリリースの頻度も多くなり、

iPhone や Android などのタッチデバイスも登場し、

フロントエンドエンジニアがやるべきことは格段に増えており、

追いつけていない人も多くいるのではないかと思います。


自分も、
正直なところ進化のスピードが早すぎてついていけないなーと
思ったことも多々ありましたが、

フロントエンドエンジニアにはこういったものが必要だ、

といったものがカテゴライズされ分かりやすくまとまっていたので
導入部分は思っていたよりも読みやすかったです。


内容は大きく3つの特集に分かれていて、


特集1：前提として知っておくべき話が中心
特集2：フロントエンドの中でも各分野ごとにおける、
基本的なことから勘所など
特集3：今すぐ必要じゃないけど、
これから間違いなく主流になってくる技術、
考え方

といった感じにまとまっており、

必要なところだけをその都度かいつまんで読めたので助かりました。

（＆現在も読み進めている最中です・・・）

フロントエンドの技術は変化が激しすぎて、

ひょっとすると今こちらに載っている具体的なツールなどは
すぐにより良いものに置き換わっていくかもしれません。


ただ、
根本にある考え方なども含めて紹介してくれているのもあり、

これからの変化に慣れるという意味でも、

このタイミングでフロントエンド周りの話が網羅されている本のリリースがされたのは
ありがたいなと思います。


自らの HTML / CSS / JavaScript を再検討・再構成するのに
ぴったりの1冊と言えるかもしれません。

CyberAgent さんのすごいエンジニアさんたちが執筆しているのもあっておすすめです。
（ステマじゃないよ