改めて思い知らされた市場原理主義の怖さ
下巻はイラク・イスラエルが中心の話です。
上巻で指摘のあったように、

ミルトン・フリードマンを中心とするシカゴ学派の人達が、
1970年代
から行っていた新自由主義が更に進化して様々な場所で適用されて
いくが、
ついには2003年のイラク侵攻から暫定統治につながり、

更なる災厄を作り出していると主張する。


確かに、
今となっては有名になったが、
多国籍な傭兵が今まで軍隊が
担っていた役割を行うようになって、
多数の民間人がイラクに派遣
されていた。
堤未果の「ルポ 貧困大国アメリカ」を読めばリンク
するが、
アメリカで、
低所得層や貧困層に追いやられた元中間層の
人々が失業からやむなく危険承知でイラクの復興要員として派遣される
姿は、
違和感を超えて怒りを覚える。


新自由主義である市場原理主義の経済学者や信望者は、
現在の貧富の
格差は、
この学問によるものと認識しているのだろうか?それとも
やはり市場原理になりきってない事が問題で自分たちの考えや
やり方は間違ってないと思っているのだろうか?疑問である。


決して左寄りで意見するわけではないが人間は一人では生きて
いくことはできない。
まして、
生まれた能力・環境は、
その人
自身が選んだ物ではない。
そうであれば、
間違いなくすべての人々の
間で最低限の協力関係や、
相互補助を行う必要があるであろう。


小泉政権の際にももてはやされたが、
金持ちが落とす金で貧乏人にも
お金が回ってくるという、
トリクルダウン効果はまったくの
間違いで失敗であったことは、
今の日本を見るだけでも明らかだろう。

競争を否定するつもりは毛頭ない。
しかし、
すべてを競争だけで
また市場の動きに合わせることで解決するなどとは幻想以外
何者でもないはずである。


本書は、
市場原理主義による惨事便乗型資本主義の犯罪的行為
を糾弾するだけでなく、
社会とは一体なんなのか、
そして人が
生きるとはどういうことなのか、
そんな疑問もなげかけている
気がする。
ショック・ドクトリン〈下〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く

その他の感想

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購入して3カ月
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すぐ反応しなくなった
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楽しみの1冊!大大阪モダン建築!
良かったですよ
この著者はひどい、知識も体験もイタイし、未熟すぎますj!
変態
ロックまで付いてる安心感
「経験上 危険でも 女は懲りないもの」「恋は何回しても 学習しないわ」
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