２０年偉大なり

新聞は何を読んでいますか？　と尋ねられたら、
迷わず「みやざき中央新聞」と答える。

心に栄養は必要だ。
しかしそれを普通の新聞からは、
なかなか得ることが出来ない。

暗くなるような話題や社会面を排除したみやざき中央新聞は、

そういう紙面を作る車輪と、
読み手を増やすという車輪、
その両輪によって２０年以上読み続けられ、

そして日本中だけでなく、
世界中に読者を広げてきた。


「日本一心を揺るがす新聞の社説（水谷もりひと著）」によって、

その片方の車輪が世に評価され、

そして今、
もう一つの車輪が世に出てきた。

内容がいいだけでは、
世界にまで広がらない。

なぜ世界中にみやざき中央新聞が広がっていったのか、

それはこの、
もう一つの車輪があったからだと、

この本を読むと納得することが出来た。


さらにこの本の中では、

両輪がそれぞれを助け合い、
補い合って、

バランスよく進み続けた軌跡も知ることができる。

夫婦として、
１０年以上連れ添った方にも、

お読みいただきたいと思えた読後感だった。


勇気を持つことの大切さ、

行動することの大切さ、

そしてご縁の素晴らしさ、

そんなことをこの本から学ばせて頂いた。


世に溢れたネガティブな事象に、

少し疲れてしまった方、

是非この本を手に取ってください。

走り出したくなるくらいの元気が湧いてきます。