ありそうでなかった、新感覚の世界見聞録

発売日に購入し、
あっという間に読み終えました。

文章も読みやすいように構成されていて、
活字が苦手な人でも読みやすい本だと思います。

全体の構成としては、
私たちが持つ日本人の常識と、
世界の国々の常識の対比が、
とりわけ身近な目線で書かれており、
ページをめくる度に「へぇ〜」と思いながら読み進める事が出来るでしょう。

現地人と筆者の対話もふんだんに盛り込まれており、
旅先での臨場感を醸し出すのに一役買っています。


文章のフッター部分には、
本文中の語句の解説や引用がされていたりして、
内容により理解が深まるように工夫されています。

また、
サイズは小さいですが、
ところどころに写真も掲載されて、
筆者が歩いているその風景もイメージしやすいです。

これらの工夫により、
あたかもその場にいるような感覚になりながら読み進める事が出来ました。


ただ観光地を旅するだけではなく、
時には歴史的背景を伴うシリアスなトピックを、
また感動させられるような人とのふれあいを、
そのお国柄を一歩踏み込んだリアルな目線で書かれてるのもこの本の特徴だと思います。


なかなかすぐには世界一周する事は出来ませんが、
１ミリでも世界を知る事が出来る本書。

今までありそうで無かった、
リアルな世界を垣間見れる新感覚の旅行記です。