藤田の劇的な生涯が再現されています。・・・何故か目が滲んでしまいました。
誰かが「日本人はあの戦争を泣きながら戦った」と表現していました。
藤田の「アッツ島の玉砕」は、
そうした意味で、
あの戦争が日本人にとって、
どのような戦争だったのか、
についてのある側面を、
見事に表現していると思います。
そして、
戦後の藤田に対する戦争画家としての否定的な評価は、
戦後の日本が、
戦争とどのように向き合ってきたのかを象徴しているようです。
(誰かのせいにして自分自身は免罪するというような・・・・)・・・・藤田にとって「アッツ島の玉砕」は、
長年求めてきた日本的なものとの融和、
絵画にしかなしえない、
超越的世界との融合などを実現した芸術的極致だったと思われます。
「アッツ島の玉砕」が戦争画として唾棄すべきものなら、
ルーブルのドラクロワやダヴッィドの絵も同様でしょう。
無言館の絵や浜田、
香月の絵を並べながら、
戦争画を批判する視点は確かに大事ですが、
戦争画にも様々なものがあるということも否定できないと思います。
・・・・・藤田は最後は芸術世界のコスモポリタンになったという著者の評価はやや性急すぎるかなとは思いましたが、
全体として、
非常に良くできた書物だと感じました。
・・・・最近は、
藤田というと、
例の乳白色の絵、
エコールドパリの画家というイメージが強いかもしれません。
私もかつてはそうでした。
この書はそうした一面的な藤田像を変え、
より広がりのあるものにしてくれます。
藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

その他の感想

レベルがちょうど良い
ボーナストラック
READが10から450に超超特急になった
デザインは好きなんだけど…
香りでモードを変えるのにいいと思いました。
ラジオ番組から生まれたアメリカ人の記録
きれいに落ちます
異音がします
DVD版にしかブックレットがついていない(’;ω;`)
”視覚的興味が理解の入り口”
MSI WindPad Enjoy 10 Plus用ケースとして買いました。
実際に使いました
結構使いやすい
わかりやすい。裏ルールこそが国を動かしている事。
プリキュア大好きな娘に
買い替えは微妙
お気に入りですが・・・
unnokng
本書の問題提起が、多くの企業や国の政策にも反映されることを切に願うのみである。
勤後に走るのに、ちょうど良い色
これから購入を検討される方へ
飯能のグランドキーパー
整骨院やアロマ、整体院には向く本
最初の取っ掛かりに
皮膚が薄い人は
少し大きく感じるかも
アリシゼーション編完結、だが、伏線張りまくりで続編前提の内容
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