現在のところ、最良の坐禅ガイド
昨年から参禅を始めた者です。
複数の坐禅教室に通うだけでなく、
いろいろと文献も読みました。
その結果、
著者が住職を務める「安泰寺」のwebサイトにたどりつきました。

昨年出た新潮新書「迷える者の禅修行」は、
元になった原稿がすべて安泰寺webサイトで読めました。
他のレビュワーも言及しておられますが、
著者の自伝的な内容です。


本書は、
坐禅の実践にフォーカスしたものです。
安泰寺サイトに収納されたエッセイと共通するものもありますが、
ほとんどはこの新書という形のために書き下ろされたものだと思います。


安泰寺サイトの「火中の蓮・足の組み方」などを見たらわかると思うのですが、
この著者は既存の坐禅ガイドよりも一歩も二歩も踏み込みます。
脚の組み方(右が上になってはいけないのか?)など、
初心者も経験者も一度は疑問に思うことでしょう。
そこを踏み込んでこだわって考える坐禅指導者はあまりいません。
ドイツ人らしく、
自分が納得できるまで突き詰めて考える著者のパーソナリティが反映されています。
もちろん本書にもそれはしっかり反映されています。


日本には、
参禅できる寺院が殆どありません。
禅宗寺院は浄土宗系に次いで多いはずですが、
ためしにお近くの曹洞宗寺院を訪ねて訊いてみて下さい、
アマチュアの参禅が可能な寺院なんてついぞありませんから。
多くは他宗派と同じく、
檀家の法要のための寺、
維持することが目的となった寺にすぎません。

本書巻末には私たちアマチュアが参禅できる道場リストがありますが、
全国の寺院数からするとじつにわずかな数です。

永平寺や総持寺、
あるいは臨済宗の修行道場などもありますが、
ここは我われアマチュアとはまた関係ない、
寺院の子弟(寺族=プロ)が寺院の経営・維持継承のために修行する「教習所」みたいなものです。

レナード・コーエンなど、
禅に惹かれる外国人は多いのですが、
彼も来日して参禅したとき、
「日本の禅は死んでいる」と喝破したといいます。
そう言われても仕方のない状況です。


そんな中で、
原理主義的に坐禅を追求する著者は、
我われアマチュアにとって本当に貴重な指導者です。
ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 (光文社新書)

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