頼る人物が限りなく乏しい場合における良書

教室構成員に唆されて、
間違えてドクターコース入っちゃったけど、


・実は自分より上のポジションの人も論文あんまり書いたことなかったんじゃん
・どうやって研究計画立てたらいいの？
と途方に暮れる人生を送っている人、
結構いると思います。


心の中で構成員には「お前の特技はハシゴ外しか！」と突っ込んでから、

この本をめくるとそんな不満も少しは解消されるかもしれません。


とくに、
日本の大学などの研究室では、
まだまだ論文の書き方は
「とにかく書け」や「あの先生に習え」と抽象的な基準でしか教えてくれません。


それもそのはず、
とくに田舎では先生達も研究室によってはまともな書き方を
習っていないことがあり、
ダラダラとデータを採取したあとに
「これで何か書けるっしょ」とまとめてきた人もいるのです。


この本は臨床研究を遂行する上で必要なサンプル数の設定やデータ採取のtips
研究申請書の書き方などが書かれております。

しっかりとした研究室に所属しているなら必要ないですが、

とりあえず就職が嫌でボンクラ研究室に所属した人は即ゲットするべきでしょう。


＊ただし立ち読みしてからね