タイヤー必携の一品

フライ業界をけん引する、
島崎憲司郎氏が監修開発した非常に優れた文字通り「マルチ」な「グルー」です。

（フライタイイング用の粘着性の持続する、
トロッとしたボンドという感じです）

私の使い方と感想は下記のような感じです。


１：　タッチダビング
シールズファーやシンセティック材等の固く張りのあるマテリアル、
あるいは毛足の長いマテリアルなど
普通のワックスではなかなか付けにくいマテリアルのタッチダビングに最適です。

スレッドへの付け方は、
マテリアルをまとめたまま軽くタッチする様にして
「もさもさ」「ふわふわ」に付ける事ができるのが最も特筆すべき使用法です。

タイヤー次第で他にも様々なダビング形状が可能かと思います。


補足：単純にねじって着けられる様なダビングをすることももちろんできますが、

こちらはわざわざ使う必要は無いと思います。

かえって手がベトベトになります。


２：　ＣＤＣやパラポストウィング、
ジーロンなどでスペントウィングを作った時に、

ウィングの先端にごく少量を付けてまとめることができます。


３：　１に類似しますが、
ツイスターなどを使ってスレッドをループ状にしてはさみ込まなくても、

ＣＤＣのボディを作ったり、
マラブーなどでストリーマーのハックリングが簡単にできます。


４：　バイオットなどの内側（フックにつく側）に付けて、
フライの補強材としても使えます。


私はこんなところですが、
アイデア次第でまだまだ使い方があるかと思います。

いずれにしてもタイヤー必携の一品であることは間違いありません。
おススメします。


補足ですが、
☆１つのヒデユキさんのレビューに「黄色く変色」とありますが、
もともとこの黄色っぽい色です。

（コメント欄にも書かせていただきました）
変色ではありませんので購入される方はご心配なく。