99歳の“学生”が綴る〈人間讃歌〉そして、同じく“学生”仲間の私たちに捧げる〈人間応援歌〉
実は、
私は、
この著者のことをほとんど知らなかった。

1915年1月2日生まれということだから、
満99歳にして、
現役のジャーナリストであり、
そして、
今現在も、
“ライフ”という名の学校の最終コースに在籍しているそうだ。


数社に渡る新聞社の勤務を経て、
また、
悲惨な戦争体験を経て、
彼のこれまでの99年の人生行路の各場面から産まれてきた言葉の数々を拾い集めたこの本は、
冬の章から始まり、
春、
夏、
秋で終わる構成をとる。
それは、
彼が、
冬の季節が一番好きであると同時に、
冬こそが本当の始まりの時だと思っているからなのだろう。

雪国の秋田県に生まれた彼は、
子どもの頃、
猛吹雪に遭遇したら、
歩き回らずに、
穴を掘って、
その中に入るように、
と大人に言われていたそうだ。
一度、
その通りに実行したことがあったそうだが、
その際の雪穴の温かさは、
春・夏・秋のどれもが、
冬の中で用意されていることを思わせたということを、
彼は述べていた。

そして、
秋の章で終わるのは、
“死”が彼にとっての大いなる実り、
つまり、
〈完成〉そして新たな〈出発〉を意味するものだからではないだろうか。


彼の言葉は実に生々しく、
時に激しく、
時にズシンと重い。
それは、
彼が、
言葉を何よりも大事にしていて、
発する言葉に責任を負っているからに他ならない。
また、
言葉に、
社会の現実から目をそらさずに自らの思慮をぶち込もうとして、
また、
彼の生命と生活のありったけをぶち込もうとして、
もがき続けるからに他ならない。
つまり、
彼の言葉は、
彼が人生上のあらゆる課題に、
そして、
ジャーナリストとして、
社会で生きる上でのあらゆる疑問に、
全身全霊で反応してきた証であり、
深い反省であり、
強烈な信念であり、
彼の迸る生命そのものであるのだ。

「「太陽が地球を回っているのではなく、
地球が太陽を回っている」という人がたった一人いた。
その人を人類は殺すところだった。
このことを決して忘れず、
人類よ、
たった一人をいつも大切にしよう。

彼は、
人と人との相互関係は、
目的や組織の規模に関わらず、
〈一対一〉が原則であると力説する。
それを裏切ることは、
人間そのものを裏切ることになってしまうのだとも。
99歳一日一言 (岩波新書)

その他の感想

少しうるさいけど良く冷えます
とてもいい!!
さすが純正用品
こころがひきしまる
部品取り
USキーボード設定は完璧にできます
特典が素晴らしい。
超〜リピーターです。
組み立ててよし、部品にしてよし
何作品ぶりかw
インテリアとしておススメ
私は面白かったです
仕事に疲れたサラリーマン必聴!テンション上がります。
2020年までに何ができるかを考えさせられる本です。
最悪の商品です
もう少し面白く読ませる工夫があれば良かった
毎日出来そう。
シンガポールに興味と親しみを感じるようになる一冊
値段相応、だけど、質感、着心地が気に入りましたので、星は4! 正確には星4.5 です!!
!!!!!
青春!可愛かった
とても楽。
最初から学ぶ人、再度基礎を確かめたい人にも最適
可能性のあるゲーム
物的には全く問題ありません。
エアコンの評価は難しいので
この商品を存分に活用しています。
安いけど、十分
そこそこですが.
美味しいです。ロックで飲んで沖縄の綺麗な海を思い出しますね。
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