究極の楽典と名付けられた自信が感じられます
青島広志さんは実に博覧強記であり、
分かりやすく解説する能力に長けた方だと思っています。

本書でもその異能ぶりを如何なく発揮して作成された楽典でした。
「究極」という冠を付け、
「最高の知識を得るために」という意欲的で挑戦的な副題がついていますので、
音楽大学の受験生は必読でしょうし、
アマチュアの音楽好きも頭の整理のために読まれると得るところが多い本だと思われます。


ただ「楽典」の性格上、
規則やパターン、
音楽用語などの知識の習得部分も必要になり、
いくら分かりやすく書かれても無味乾燥な記述も散見しますので、
易しく書くことの限界も見えてきました。


1.「楽譜の基本的な概念」は、
定義付けで、
ルールはかくも厳格に知る必要があります。

2.「音高の記譜法について」は音楽史の読み物としても興味をひきました。


3.「音の歴時の記譜法について」は、
譜例が適切ですから、
単調になりがちな説明を理解しやすいように工夫されていました。
当然譜面が読めることが前提になります。

4.「音高のへだたりについて」は、
本書の中で一番無味乾燥な箇所でした。
青島さんの力量をもってしても、
面白くありません。
「楽典」の性格上仕方がありませんが。


5.「音の組織について」では、
142ページ以降の「民族的な音階」に興味がありました。
沖縄の音階の特徴を記した個所は関心がありますし、
スコットランドの音階と呂旋法の類似を示し、
明治以降の学校教育への使用の意味合いも明快で簡潔な説明でした。

147ページのアラビアの基本的8旋法などの譜例は初めて見ました。
「究極の楽典」の面目躍如といったところでしょうか。


6.「和音について」は難しい和声学を簡単に説明しようと努力されているのが伺える章でした。
171ページ以降の「コード・ネーム」も興味のある箇所でもう少し詳しくても良いのではと思いました。
この知識はポップスやロックを聴く場合有用ですから。
187ページの「和音連結における禁則」は独学で音楽を勉強してきた当方にとって参考になり、
知っておくべき内容だったと思いました。
編曲や作曲する場合の基本でしょうから。
究極の楽典 -最高の知識を得るために

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