「すべてのメディアは捏造装置」を身を持って示す教訓本かも?
 本書の冒頭で、
ある民放テレビのディレクターの発言が引用されている。

「昼間っからテレビを見ている視聴者って、
どういうひとかわかりますか?
まともな人間は仕事をしているからテレビの前なんかにいません。
暇な主婦
とか、
やることのない老人とか、
失業者とか、
要するにまっとうじゃない
ひとたちが僕らのお客さんなんです。
彼らをひとことでいうと、
バカです。

僕らはバカを喜ばせるためにくだらない番組を毎日つくっているんですよ。

あなたの役に立つ話ができるわけないでしょ」

ずいぶん昔の話と断りがあるし、
本書のタイトルに絡めてインパクトのある
エピソードをあえて冒頭に持ってきたのかもしれないが、
そもそも著者は
このTVディレクターを批判できる立場にあるのだろうか。
媒体が異なるだけ
で自分も同じ穴のムジナという意識はないのだろうか。
本書の内容はネット
のブログの記事を寄せ集めたようなもので、
コンテンツとしてはテレビの
娯楽番組と50歩100ではないのか。


 著者の定義では、
バカとは直感的思考(あるいはファスト思考)しかでき
ないひとのこと。
最初は「直観」(暗黙知)と「直感」を混同しているのでは
ないかとも思ったが、
読み進めていくと生物が進化の過程で獲得してきた
防御反応のひとつとしての「直感」のことだと判った。
しかしそれを直感的
思考と称するのなら虫にも直感的思考があることになり、
それが本当なら
ノーベル賞ものの新学説だが、
世間では普通そういうのを「バカ」と呼ぶ。


 この本の内容は時事ネタ絡みのエッセイ集という感じで、
タイトルとは
さほど関係のない話も多い。
マスコミではできない切り口の情報もあるし、

暇な時の読み物としては刺激的で面白いかもしれない。
でもこれってまさに
「バカを喜ばせるためのくだらない番組」そのものである。
言葉や内容が
ろくに吟味されていない点もそっくりだ。
「すべてのメディアは捏造装置」と
自ら認めているのは自虐か開き直りか。
教訓本としてなら価値はあるかも。
バカが多いのには理由がある

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印刷できない
睡眠前にイギリス式で使っています。
贈り物として購入 3
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