英語の本質をうまくまとめている良書

英語嫌いの高校生の息子に英語を教えるためたまたまみつけた一冊。

無味乾燥な文法用語をなるべく使わずに、
前で説明したことをうまく使って説明されているため、

ひっかからずに前に進めます。

以下の構成で説明が行われています。

すべてよいですが、
とくに「情報を付け足す」の説明が秀逸です。

ここでのテーマは、
英語は後ろから修飾するすること(後置修飾)
関係代名詞の説明がそれまでの説明の流れで上手にされており、
すごくわかりやすい。

英会語を勉強する人だけでなく、
文法ぎらいの人によんでもらいたい良書です。


1「主語を見つける」
①人が主語の時に使う人称代名詞の主格
②This、
That、
it(複数形はthese、
those、
they)
③時間、
天気を言う時の主語はItを使う
④動名詞=することも主語になる
⑤主語で始まらないThere is構文
⑥主語がいらない命令文

2「動詞を選ぶ」
①be動詞(be動詞のあとに主語の特徴・状態の説明がくる)
②一般動詞(主語の動きを説明する)
③否定文は文頭で否定
④助動詞は「気持ち」をプラスする
⑤今この瞬間にしていることは現在進行形V+ing(現在形は、
習慣的に行っている場合に使う)
⑥過去形(規則動詞と不規則動詞、
三単現のs
⑦過去から現在まで行動が継続している時は現在完了have+Vpp(継続)を使う。
現在完了形の他の用法として経験、
完了がある
⑧未来形のbe going toとwill
⑨目的語がない場合(SV)と、
ある場合(SVO)。
SVは前置詞+名詞をつける
⑩SVOO、
SVOCの形をとる動詞
⑪受動態は主語を強調したくない時に使う
⑫質問文(疑問文)の作り方
⑬疑問詞の種類と使い方(疑SV)

3「情報を付け足す」(英語は後ろから修飾する)
①前置詞で情報を付け足す。
動詞を補う前置詞、
名詞を補う前置詞