やはりタイトルが

日本手話を本格的に習おうとしている人として、
ものすごくいい本で買ってとても良かったです。

ただし、
タイトルとカバーは少し変えた方がいいのではないかと思います。

よくある「語彙主義」の手話勉強から離れたい人には、
日本手話にフォーカスを置いて、
非手指標識の説明もしっかり載せていて、
例文だけでなく珍しく会話まであるのは本当に貴重な教科書です。
しかし、
「初めての手話」や「最初からやさしく学びたい」人には、
分かりづらい抽象的な説明が多く、
図も比較的分かりにくい本になっています。

どちらかというと、
手話と触れる機会がすでにあって、
本格的に習いたいと思っている人にはいいと思います。
でも、
そういう人が「初めての手話」や「最初からやさしく学ぶ」と書いてある本を買うのかは怪しいですね。

やっぱり「文法」や「日本手話」などをタイトルに入れたほうが良かったと思います。