現代遺伝学の全貌が得られる標準教科書の基礎論・進化論編~学説史をたどる懇切な叙述と練習問題ですすむ生物理解への糸口
学生時代、
クローの教科書(8版)などで集団遺伝学をまなんでいたことがありますが、

このほど一部を要領よく復習したくなり、
本書(タマリン遺伝学・上巻)を購入しました。

1部=メンデル遺伝に基づく種々の遺伝現象(n遺伝子雑種など)の説明は飛ばし、

2部=進化遺伝学のくだりを解読しています。


著者タマリン氏は遺伝学全般に造詣が深いそうで、
本書もそのことを生かし、

メンデル遺伝に軸足を据えたうえで、
ハーディー=ワインベルクやハミルトン、

ダーウィンからウィルソン、
木村資生(進化の中立説)に至るまで、
いろいろな生物学者の学説を丹念に、

かつ手際よくまとめておられ、
豊富な具体例に即して各結論の導出過程を、

なるべく平易な数式を用いてトレースしようとする叙述態度は、

あきらかに学習者に好意的で、
この分野の学習を途中で投げ出させない工夫となっていることでしょう。

とくに1部については、
高校生物(生物基礎の一部はとくには含まない)の知識や素養があると、
学習しやすくはありますが、

本書などで初めて学ぶ場合でも、
比較的分かるように書いてあるので、

本書と他の図説本あるいはビジュアル資料集を併用することで、
理解はすすむかもしれません。


本書の構成と内容は次のとおりです:
○1部=メンデル遺伝と染色体説(セントラルドグマにあたる)
1章…メンデル遺伝と染色体(クロモソーム)
2章…有糸分裂(ミトーシス)と減数分裂(メイオーシス)
3章…生物系の確率統計(これはありがたい!)
4章…伴性遺伝(・限性遺伝)、
家系分析
5章…真核生物(ユーカリ)における連鎖と染色体地図
6章…原核生物(プロカリ)における連鎖と染色体地図
7章…細胞遺伝学(染色体の構造変化)
8章…量的形質の遺伝

○2部=進化遺伝学(エボラ)
9章…集団遺伝学1=平衡、
突然変異(ミュータント)、
移住(マイグレーション)、
遺伝的浮動(ドリフト)
10章…集団遺伝学2=任意交配と逸脱
11章…進化過程の遺伝学
タマリン 遺伝学〈上〉

その他の感想

やっぱり綺麗。
スイッチ1つで自分の世界へ。
よりパワーアップした続編を希望
堅実な作りの電気ケトル
大野くんの真価
モデルチェンジして丈夫になりました
ソフトタイプのクーラーです
まあまかな
意外と細い!
コストパフォーマンスもよくて
スローモーションの演出がイケてます!
重いのが合う人に
LIVE THE@TER PERFORMANCE 03
長年愛用です
サミュエル顔は良い出来
思ってたよりもずっと分かり易い
使い易かった
乗り心地は良くなった
ACの名に恥じない。
店の対応にがっかり
カレーが食べたくなります。
mySQLとPHPの使い方が一通り
ややわかり難さがあるものの…。
三位さんの密着取材
快適すぎる
めっちゃよかったー
信じるものは救われる。演奏が上手くなるわけではない(当たり前ですが・笑)
耳に残る心地よい楽曲の数々
反戦の意思を強くもつノーベル物理学者の自伝
第6話
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