翻訳書の編集者は必読
ノンフィクション翻訳家としての鈴木氏の実績、
実力については誰もが認めるところだろう。
私自身、
氏の訳書にふれて、
こなれた訳文だと感じたことがある。
海外での生活や外国企業勤務などの経験があったようではないにもかかわらず、
現場以外では習得しにくいイディオムや業界用語なども、
相応にこなしていた。
この本は、
翻訳家になるまでの氏の足跡、
学びの過程とともに、
実際に活躍するようになってからの経験をベースに、
翻訳家をとりまくさまざまな現実的な問題をストレートに述べており、
翻訳という仕事に興味があるすべての人に一読を勧めたい。
とりわけ、
フリーの翻訳者としては口にしにくい出版社サイドの問題点を、
率直に書いている。
翻訳という仕事を大事にしてきた人であればこそ、
こういう堂々たる主張ができるのだろう。

 しかし、
この本を読むと、
実に翻訳とは好きでなければできない仕事だと痛感する。
それを後輩に教えて、
仕事のチャンスを与えるために塾を作り、
活動されたとは、
驚くばかりだ。
鈴木氏が指摘されているように、
版を重ねるという本はめったにないから、
協力者や後輩と仕事を分担すれば、
一人の手に入る翻訳料は少なくなる。
筆者の経験では、
協力者に十分、
力があったとしても、
必ず何らかの手直しや統一などの作業が必要になり、
結局は自分一人でやったほうがよいことのほうが圧倒的に多い。
時給いくらといった考え方が流行っている昨今、
手間ばかりかかって「人並みの収入」を得られないという人が出ても不思議はない。
それでも、
この仕事には魅力があるし、
やり甲斐があるという点を、
もう少し書いてほしかった。

 また、
業界慣習(ギャラや印税率など)について、
駆け出しのころとベテランになってからでは違うはずだが、
その辺がいまひとつ誤解をまねきがちではないかと思う。

 どちらかというと著者寄りではなく、
編集者寄りという彼の特徴も経歴と関係があることがよく理解できた。
その点もふくみ、
彼の生き方がすべての翻訳家の手本になるとは限らないし、
彼が見聞した翻訳業事情は、
一面的なところもなくはないが、
参考になる点が多い。
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