もっちり食パンに向いてます

ドライイーストで作るパンにおいて安定性抜群で失敗がありません。
水加減の調整が多少アバウトでも扱いやすく、
こね方がヘタでもたんぱく質13%でなんとかなっちゃう懐の深さ。
クセがない使い勝手のよさは1CWと似ています。

味は「日清製粉の粉の味」で国産小麦粉のような風味の特徴はありませんが、
そこそこ香りがよく外はパリっと香ばしく中はもっちり力強いパンができます。
正しく作れば翌日も香りと柔らかさが持続します。

パッケージに灰分の%記載はありません。
灰分は少なめに感じます。

あっさりした真っ白いパンができるので副材料をたくさん入れるパンよりシンプルな山形食パンなどに向いています。
ホームベーカリーでもレーズンにも負けないで膨らみます。
ナッツとの相性はあまり良くないと感じます(個人的な感想です)。

ハード系のパンやピザにこの粉を20%ぐらい使うと扱いやすく、
残りの80%の粉の味をあまり邪魔しません。

単独だと引きが強く口どけが重いのでさっくり感の欲しい菓子パンにする時は弱い小麦粉を混ぜたり製法を変えています。


スーパーキングやゴールデンヨットのように増粘剤などの添加物が加えられていないのが良いところ。

添加物なしの強力粉に比べると翌日のパンの老化は若干早く感じますがその日のうちに食べるなら問題なし。

小麦粉をあれやこれや試しても結局食パン生地の軸にするのはこの粉か1CWでかれこれ10年近く使っています。


amazonパントリーとフレッシュには同製品の1kg詰めチャック付き袋の1個売りがあります(通常販売での1kgチャック付き袋は5個セットのみ)。

多少割高ですが詰め替えの手間や劣化、
虫害の不安(クラフト袋は未開封でも虫がつくことがあります←経験済み)などから解放されるので最近は専ら1kg袋を購入しています。

(コマキ)