DPだけの特典、デイジーチェーンも問題なし。

私が一貫してHDMIを使わないのはそう、

デイジーチェーンをしたいから。

この摩訶不思議な体験をしたかった＼(^_^)/。


デイジチェーンとはなんぞや？
ディスプレイ同士をDPケーブルで繋いでマルチモニタ環境にする技術です。


例えば、

ディスプレイポート(以後DP)搭載のモニタが2台あり、

1台にDP出力ポートがあれば、

ビデオカードからの出力ケーブルは
そのそのモニタへの1本だけで良いのです。

そしてディスプレイからディスプレイをDPケーブルで繋げば、

マルチディスプレイ環境になるのです。

ビデオカードからディスプレイの数だけケーブルを出す必要が無いので、

PCの背面がスッキリします。

ビデオカードからケーブルを引っ張っていないのに、

きちんと映像が映るのがとても不思議で新鮮です。


設定の仕方は、

デイジーチェーン対応モニタ(大抵はDP1.2対応でDP出力ポートがあるハイエンド系モデルですが)から、

別なモニタ(このモニタはDPの入力があるだけで良いそうです。
)にディスプレイポートケーブルで繋ぎます。

デイジーチェーン対応モニタの設定でディスプレイポート1.2にセット、

Windows10であれば、

ディスプレイセッティングで調整。

3台目以降もデイジーチェーンで構築する場合は、

末端を除いてDP出力が必要になります。

末端はDP入力だけあればDPのバージョンは関係無いそうです。


以上で、

デイジーチェーン・マルチモニタ環境が出来上がります。

今のところ、
私の環境では、

不具合、
タイムラグなど感じません。

タイムラグが全くないのが素晴らしいです。


長時間運用時の安定性やラグなどを検証ましたが、

特に不安定な所は見られません。

3つのウィンドウ間のドラッグによる挙動、
レスポンスの遅延、

通常のビデオカードからの出力同様、

全く問題ありません。