立川流を立ち上げられたのは全国区出馬を前にした全国行脚
 談志師匠の毒舌が古くならないのは、
人間洞察が深いからだと思います。
例えば、
年代的には談志師匠のちょっと上になるコロンビア・トップの毒舌の書き起こしなんかがあったとしてもちっとも面白くないと思う。
それは、
もはや過去となった事件や世相へのグチでしかないから。
そして、
座って首を振りながらしゃべっている背景に日常が見えるというか、
落語が生活に根ざしているというか、
物憂げに日常をうっちゃっている感じが伝わってきて、
けっして明るいだけではなかった昭和な日々の記録としても貴重かな、
と。


 《わたしの理想の生活というのは、
十二時ごろ、
女に起こされて「起きなさいよ、
いつまでも寝てないで」なんて言われましてね。
で、
起きて「うーん、
湯に行ってくるよ」。
湯から帰って、
ちと、
ビールをグーッとね。
湯上がりのビールというやつで、
朝は効きますから、
いい気持ちになって。
と、
女が「酔って来たんじゃないの、
またする?」なんてことを言って》(p.50)

 《大晦日にね、
銭湯に飛び込んだ。
誰も入ってないんだよ。
シミだらけの汚いジジイが脇に入ってやんの。
ジジイと俺だけなんだよ。
「なんでこんなに空いてんの」って言ったらね、
紅白歌合戦やってるからだって》(p.82)

 大晦日に湯に飛び込んで誰もいなかったという話しをする背景には、
「こりゃ、
芝浜なんかをやっても、
本当に通じるかな」という諦念があるのかな、
なんてことも感じます。
勝五郎が女房からワケを聞くのは、
一年の垢を落とそうってんでごった返した湯の帰りだったんですから。


 編年体で編集されていて、
政治家になろうとして、
落選、
当選、
政務官辞職と自らネタをつくっているとしか思えないことをご丁寧に順繰りとまくらに使っているところも笑えます。
当選したのは35歳の時の1971年の参院選の全国区で、
50人中の50位で最下位当選。
「真打ちは最後に出てくる」って記者会見で言った言葉はまだ覚えています。
しかも、
この時は選挙運動をかねて、
全国の小ホールを回る「ひとり会」の独演会をやってたんですね。
これが、
後に落語協会から脱退しても、
びくともしなかった背景にあるんだろうな、
みたいな。
立川談志 まくらコレクション 談志が語った“ニッポンの業" (竹書房文庫)

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