なにこれ凄い良いアニメ！

こ、
この歳になって（50代）プリキュアから勇気をもらうとは。
驚きです。
本放送を観ておらず、
最近になって「5」の最初から再放送を視聴し、
この「GoGo!」の24話までを観て、
とうとう我慢出来なくなってBOXを購入してしまいました。
こんな素晴らしい作品に出会えて幸せです。

24話は本当に感動的な回でした。
脚本の成田良美さんの理念が爆発した回だったと思います。
自分には帰る場所がない、
と言って泣くシロップに、
ココは言います。
帰る場所っていうのは、
自分が生まれ育った場所じゃなくて、
迎えてくれる人がいる場所のことを言うんだよ。
そして更に、
ココはエターナルの館長に対して、
奪った宝物を元の場所に返すべきだ、
と主張します。
大英博物館やルーブル美術館の関係者の方々には耳の痛い主張です（いや、
本当に）。
これだけでも泣けてくるのに、
その後のクライマックスでは、
こんな凄い台詞は久し振りに聞いたと思うほどの名台詞があります。
「生きること、
笑うこと、
立ち上がること（中略）、
すべてに意味があるココ！」ここで涙腺が決壊しました。
涙で画面がぼやけて困りました。

正直言って、
私は今までプリキュアを過小評価していました。
こんなに良いアニメだとは知らなかったのです。
昨年からの「HUGプリ」がとても重々しい、
メッセージ性の強い傑作だったので、
これは過去の作品も真面目に観なければ、
と反省し、
「5」シリーズを視聴し続けて来て本当に良かったです。
BOX2からの後半部分はまだ未視聴なので、
どのようなラストになるのか楽しみです。

大袈裟ではなく、
こういう作品が、
知らず知らずのうちに、
子供達の倫理観を育てると思います。
これからも、
良質な子供向けアニメが作られ続けて欲しいです。