子供たちに最高!をありがとう
思い出というよりも、
映像と音楽・効果音とひとつひとつの場面とにどんな思いを抱いたか、
何を一緒に体験していたかが蘇る。
途中、
再生させたままでその場を離れたものの、
至上の名曲「海(M-105)」冒頭の和音が響くと、
そしてあのオカリナが鳴ると、
一瞬で子供の頃に戻り、
立ち尽くし、
心を奪われてしまう。
どの曲のどの部分がBGMとして実際使われていたか否か、
どんな場面でそこにあったかほぼ全部憶えてる自分に驚く。
いつだってファンは彼のそばの空間につかず離れずの見えない存在で、
いたんだよね。
すぐそばに。
そして、
私の精神の一部はいまだあのあたりを漂っているらしい。


ファンなら誰しもきゅうんとする不滅の名曲「遥かなる旅は続く(M-23)」! 相対する個性が主張しながらも一つにまとまる不思議。
特にこの一曲ではそれが顕著なのだ。
オカリナは純で不安や期待で一杯のトリトン。
軽やかに転がるように走るキーボードは彼のそばにいる仲間、
あるいは変化する光か。
ドラムは明らかにイルカの泳ぐ様とスピードを連想させるけど、
ベースは彼の鼓動だよね。
健気で儚いものを決して脅かさず、
見守るように受けたら、
昭和なペットソロが達観しながら(そのくせどこかで矛盾と苦悩を引きずりながら)風となって吹き抜けてゆく。
抗うように粘りのあるギターソロが後を追う、
風に絡む…まさにトリトン。
澄んだオカリナが思い出したように顔を出す。
その実、
彼の成長に合わせ微妙に音が変化してゆく。
遠くで弦が奏でる別の風が鳴っている。
双つの風はあるいは運命の向かう先を教えようとしているのかもしれない。
ベースは海のうねり、
血潮の流れと化す。
ドラムが力強く一つ一つの彼の選択と決断を刻む。
この生命力!! ここまで感じさせるこの一連の音の編まれ方って…!! 

そして何よりも貴びたいのは、
アルバム全体のこの多様性!! 私が同じ系統の音楽をばかり聴いているとすぐに息が詰まるように感じるのはきっとこのせいなのだろう。
子供相手だからって手を抜かず最高のものを創り出し、
与えてくれた大人たちが蒔いた種は、
きっと幾つもの心に根を下ろし、
魂を育んだんだろうなぁ。
これ小学校に置くべきだ。
子供たちが多種多様な音楽に触れられるように。
想像する力を養えるように。
改めて思う。
Columbia Sound Treasure Series「海のトリトン オリジナル・サウンドトラック」【CD2枚組】

その他の感想

カーステレオ
色がキレイでよかった
製品自体のできはいいが。。。
こんな彼女が欲しいです。欲しいです……。
基礎トレーニング教材としては最適
オモチャには最適
写真と色味が違ってましたが…。
これはいい番外
トラベルバッグ
走行中に取れて無くなった。
原作をきちんと再現されている
フォトアルバムに、日記帳の製本に簡単便利です。
ランニング用
予想外すぎて!
東京を喰う種
思わず購入して、失敗しました!
アマゾン購入
もう一つ別の宮かな
スイッチが陥没しました
中学生の孫に
スズキ・ハスラーに4個取り付けました。
魔界の迷宮 歌舞伎座に怪人はいるか!?
臨床で役に立つ!
ユーカヌバ
予定を立てる時のきっかけ作りになる本。
強豪校の練習が分かる一冊。
もう一度聞きたいあの曲!
なかなか、良いけど思ったより大きい
前作のハードルを余裕で超えてきた
美坊主ブーム?
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